通しで三回聴いて感想を投下させていただいております。今回のアルバムには、前回にはない「前向きなパワー」を感じました。
前回「playing the angel」はある種とても絶望的な曲が多く、個人的にその場に蹲ってじっとしてその世界に浸ってしまいたいような心地させられていましたが、このアルバムは全く違った印象を受けました。
今すぐにでも駆け出したい衝動――――例えるなら短距離走の出走前。同じ蹲るでも今だ今だと力を溜めて前を見据えて、期待と不安とその他諸々の感情を抱え込んだまま飛び出す瞬間を待ち望んでいるような、そんな気分。ドキドキするようなワクワクするような、どこか不安定な気持ちも混じった不思議な感覚でした。
全体にはプラスの空気が満ちていました。デペッシュモードの音楽を愛する一ファンとして、それがとても嬉しい。当分ヘビーローテーションなアルバムになりそうです。
聴き応えのある作品ばかりでしたが私は特に「wrong」「come back」「perfect」この三曲にとても惹かれました。マーティンとデイヴの作る曲に前回ほどの違和感を感じなかったのですが、それは付属DVDにあったショートフィルム内でも三人が語っていたように、「上手く行っている」ことの表れなのだろうなと感じました。メンバーの仲が良いって最高だ!
次回のアルバムが今から楽しみです!
(蛇足ですが、「perfect」は歌詞カードの訳を見て少しだけショックを受けました。 切ない曲ですね…)