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サウダージ
 
 

サウダージ [単行本]

垣根 涼介
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

故郷を忘れ、過去を消した。誰にも打ち明けなかった。かつての仕事仲間からも追放された。一人になった。そんなときに出会った。コロンビアから来た金髪の出稼ぎ売春婦、DD。わがままで、金に汚い。道ばたに十円でも落ちているとすぐに拾おうとする。気分屋で、アタマも悪い。どうしようもない。そんな女に、何故かおれは惹かれてゆく。引き摺られてゆく。大薮春彦賞、吉川英治文学新人賞、日本推理作家協会賞の三冠に輝く気鋭が放つクライム・ノヴェルの金字塔。

内容(「MARC」データベースより)

男は一匹狼の犯罪者、運命を呪った。女は南米からの出稼ぎ売春婦、大金を掴み故郷に帰ることを夢みた。狂おしく切ない慟哭の愛を描くクライム・ノヴェル。『別冊文芸春秋』連載を単行本化。

登録情報

  • 単行本: 374ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (2004/8/5)
  • ISBN-10: 4163232206
  • ISBN-13: 978-4163232201
  • 発売日: 2004/8/5
  • 商品の寸法: 19 x 13.6 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (25件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 251,646位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TaroTaro トップ500レビュアー
形式:文庫
「ヒート・アイランド」「ギャングスター・レッスン」の続編だが、この「サウダージ」が最も良かった。

この作品でのアキ(シリーズを通しての主人公)は、ハードボイルド的な男としては描かれていない。どちらかと言えば、恋に悩む普通の男として描かれている。しかし、アキはまだ20歳そこそこだ。ストリートギャングあがりで修羅場をくぐっていたとしても、いくら強がってもまだ若い。恋にも悩むし、柿沢・桃井と仕事にブルッたりもする。

この作品は、アキが本物のギャングになるための内面的な葛藤が一つの主題になっていると感じた。

前作は、アキがストリートギャングから本物のギャングへ成長する過程を作品にしたという意味合いで「ギャングスター・レッスン」というタイトルがつけられたのだと思うが、その内容は車や銃などの道具類あるいは心構えみたいなものに偏っていた。アキもそれに悩む暇もなかった。道具類の描写に費やす字数も頁数も多かった。まぁ、そこがハードボイルド的だといってしまえばそれまでだが・・・。たしかに、そういった要素も含めてレッスンなのだが、アキの内面は殆んど描かれていなかったのは間違いない。

しかし、この作品でのアキは普通に悩むし、怖れもする。ギャング稼業への戸惑いも感じる。そして、この作品にはそんなアキの姿を映す鏡のような存在がいる。もう一人の主人公ともいえる「耕一」だ。

アキと和子、耕一とDDを中心としてストーリが展開するこの作品。前作と合わせて本当に意味での「ギャンスター・レッスン」といえるのではなかろうか。

いまでも、前作「ギャングスター・レッスン」は好きになれない(レビューもしたけど☆×2)が、この「サウダージ」を読んだ今では、必要な作品だったのかな、という気もしている。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
「ヒートアイランド」「ギャングスター・レッスン」+「ワイルドソウル」の続編です。

耕一は、かつて、桃井と柿沢にギャングのレッスンを受けたが追放され、今では一匹狼になって、強盗をして、糊口をしのぐ日々。
故郷も過去も消した耕一。そんな彼が、出会った女は、コロンビアから来た金髪の出稼ぎ売春婦、DD。わがままで、金に汚く頭も悪いが、何故か惹かれてしまう耕一。そしてDDとブラジルに渡る資金を稼ぐ為に再び桃井達に接近する。

時には、汚いまでの性描写もありますが、それが返って、このストーリーの熱さを物語っていて、私は好きです。それとは、対照的な対照的なアキの純愛ぶりも面白いし。

盗み・車・セックス・ブラジルを盛り込んだ、垣根ワールドの集大成だと、私は思います。
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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 海援隊 VINE™ メンバー
形式:単行本
良作「ヒートアイランド」の系統で、帯に「クライム・ノベルの金字塔」と書いてあるとおり、悪い奴らの悪さをとことん描写している。舞台は日本だけなのだが、著者の作品お馴染みのラテンアメリカ的なスパイスもふりかけてあり、彼の著作を読み込んでいる人間としてはある種の安心感を持って読み進めることができる。ストーリーとしては、主要登場人物それぞれにスポットを当てながら、それぞれの主観を描写していくスタイルで、いつもどおりのスピード感がある。惜しむらくは、クライマックスに至るところまでは丁寧過ぎるほどに前振りがあるにもかかわらず、クライマックスがあっさりし過ぎているところ。もう少し最後に余韻が欲しかった。
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サウダージを読んでヒートアイランドを再読したくなった。
サウダージを読んでヒートアイランドを再読したくなった。
ようはハラハラドキドキ感が物足りないからだと納得。... 続きを読む
投稿日: 1か月前 投稿者: Photo Life With XXX
面白かったけど、これまでよりエログロでちょっと疲れているときには読めない
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投稿日: 1か月前 投稿者: taiper
ちょっとグロでもまあ面白い
だれかも書いていたが、ちょっとグロの場面もあるが、まあおもしろいです、
投稿日: 6か月前 投稿者: 宮崎太郎
可愛げのある格好よさ。
「ヒートアイランド」に続いて描く、垣根涼介の人気シリーズ作品(たぶん?)。... 続きを読む
投稿日: 11か月前 投稿者: ひこくろ
冒険小説であり、類まれなる恋愛小説である
垣根涼介の名前は知っていたが南米がどうのこうのと言っていたので、その地域に興味が持てなかった私は、当然の事ながら読もうとはしなかった。ただここへ来て、そんな事も言... 続きを読む
投稿日: 13か月前 投稿者: 暮坂透
蝕まれていく姿
故郷を捨て、過去を消し、ひたすら悪事を繰り返してきた日系ブラジル人が、コロンビア人の出稼ぎ売春婦と出会う。気分屋で、賢くなく、金に汚い女。しかし、次第に惹かれ、引... 続きを読む
投稿日: 2010/4/23 投稿者: h
さくっと読めるのだけど、もっと主人公の内面を描き出して欲しい。
 垣根涼介の作品は、「ワイルドソウル」、「ヒートアイランド」に続いて3冊目として読
み始めました。... 続きを読む
投稿日: 2009/9/7 投稿者: くりぴょん
必涙の名作。必ず誰かに勧めたくなる。
必涙の本。

ヒートアイランド、ギャングスターレッスンに続く三部作。
こうきたか・・という感じ。... 続きを読む
投稿日: 2009/4/17 投稿者: pampino
しょっぱくておいしい(笑
シリーズも三作目になり、ずいぶんと文章がこなれてきたような?

前作でギャング?の仲間入りしたアキ君の恋愛と、... 続きを読む
投稿日: 2008/8/1 投稿者: しーちゃんミ,,゚Д゚彡y━~~ 
続編にも期待したい
最初の方では関根とグループのつながりが分からなかったが、それが徐々に分かってきたところで読むのが止まらなくなった。また、アキの成長していく姿、とくに和子とのやりと... 続きを読む
投稿日: 2008/7/22 投稿者: コーキ
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