「怖いゲーム」というよりも、そのドロドロした雰囲気がやたら不快な
「病んでる怖さ」があいかわらず嫌すぎるシリーズ4作目。
今回も相当病んでます。
サブタイトルの「THE ROOM」が指し示す通り、
今作でメインに描かれるているのは主人公が閉じ込められる
「部屋での怪異」です。
この「部屋」をメインに
ある人物の歪んだ精神が生み出した「怪異」に巻き込まれ
飲み込まれていく人々の顛末が生理的嫌悪感たっぷりに描かれています。
主人公はなぜ閉じ込められたのか?
その「部屋」でいったい何があったのか?
「怪異」の元凶である人物の目的は何か?
「怪異」から脱出する方法はあるのか?
と、ゲームを進めていくと断片的に見えてくる真相は切なくも恐ろしく、
あまりにも異常で、頭がどうにかなってしまいそうです。
ゲームとしては
シリーズの代名詞でもあった「ライト」「ラジオ」の廃止、
不死身の敵「ゴースト」の登場、
繰り返すステージ構成、
等の要素が批判されることの多かった今作ですが、
決してデキは悪くないです。
もともとゲームとしてよりも
「悪夢のような作品世界を味わう」
といったころに重点が置かれていたシリーズですしね。
批判が集中していた「繰り返すステージ構成」も
主人公が訪れる数々の不気味な世界は、
怪異の元凶である「ある人物」の「歪んだ精神世界」である
ということを考えれば納得できる演出ではあります。
実際、ただ無意味にステージが繰り返されるわけがないですし。
ホラーゲーム好きはもちろんですが、
オカルトチックな雰囲気が好きな人、
病んだ世界を存分に味わいたいって人にオススメですね。