個人的に気に入ってます。なかなか良かった。
パンフで見たんですがクリストフ監督が大のサイレントヒルファンだとか。たしかに映画を観てると所々に『ああ、ちゃんとやったんだな』と思える所が多少ありました。独特のカメラアングルに痙攣を酷くしたようなクリーチャーの動作、闇世界に飲み込まれる時の移り変わり方とか。結構ゲームをやったことある人はニヤリとくるんじゃないでしょうか?シリーズ4作目では廃止になったラジオのノイズなんかもしっかり入っているし、ある意味ゲーム制作者よりも熱意を感じさせました。
『原作と設定が違う!』『何で2の三角頭がここに!』という人もいますが、まあこれも一つのサイレントヒルと捉えたらいいんじゃないですか?あまりゲームと比べて矛盾点を探すよりも、ゲームに出てきた要素を探して楽しんだほうが絶対いいと思います。一応シリーズ1,2,3と踏まえての作品ですからそういった意味でも結構面白い。またゲームをやってない人はアクションの少なさ等からB級映画と捉えるかもしれませんが、そんなことは断じてありえません。ゲームを後でやってみて下さい。結構はまりますから(特に2と3は)。
まあ確かにもう少し武器は出てきても良かったでしょうね。シリーズ伝統の鉄パイプとか(笑)
グロイシーンてんこ盛りですが、異常なほどのホラーでもありません。テーマは『母』、フェミニンの香り漂う悲しくも神秘的なストーリーです。オカルト好きにもお勧め。初心者には内容がちょっと複雑なので、是非攻略本のサイレントヒルクロニクルを買って下さい。世界観が分かり易く記載されてるのでこれもお勧め。まあゲームをやるのが一番手っ取り早いんですがね。
個人的にプロのダンサーの演出によるクリーチャー、ナースとエンディングに流れるANNAのLOVING YOUが好きです。