私は原作ゲームの大ファンなので、映画化と聞いたときに、本にも迷わず飛びつきました。
ですが、結論からいうと、活字で観賞する作品ではありません。
個人的にはサイレントヒルの魅力は作り込まれた狂気の世界観だと思っています。
そしてそれを支えているのが、完成されたビジュアルの力です。
活字では想像を絶する世界観は伝わり難く、映画として組み立てられたシナリオは、それを補うには余りに力不足。
一方、映画は原作ゲームを知らなくても楽しめるように、世界観を維持しながらも、可能な限りシンプルにまとめられていますので、映画を先に観ることをお勧めします。
この作品を活字でつまみ食いして、真価を味わえなくなるのは、もったいないと思います。