オープンワールドRPGが好きなので買ったのですが、
オブリビオンやRDRのように、マップの隅から隅まで気が済むまで走って満足出来るというほど広くはないし、
敵や、生えてる草や落ちている武器などは、一回拾ったり倒したりすると全然次に沸いてこないので、
マップの雲を晴らしたらさっさとストーリーを進める事が多かったです。
ストーリーは一本道で、村の羊飼いが成長していく王道ファンタジー。
イベントは淡白で、棒立ちNPCが何か喋って字幕が出るだけなのがほとんど。
主人公はカスタムはできず、性別も男のみ。
羊飼いの青年が結婚を認めてもらうために洞窟にモンスターを倒しに行くという、いい年した大人とは思えない冒頭で始まり(笑)、そのままラストまで1がしたいなら2をやりに行けというお使いの連続。
足を踏み入れたエリアで事件を解決して、次の街へ行くフラグが立ったら移動…ドラクエのように各地を巡礼しつつラスボスに近づく流れ。エリア各所に透明な壁があってイベントを踏まないと先には進めない。
派生クエストだと思っていたものがいつの間にかメインクエストに繋がっていくのがちょっと良かった。
目的地マーカーがとにかく不案内。
地下のものが地上に表示されたりしているならまだ良いほうで、マーカーが見えない場合もあり、ヒント文も使えるような使えないような・・・○○にいる△△に会えと書かれているが○○ってどこだ?みたいな感じで、次何するんだっけと迷っている時間が長い。
店で売っている合成レシピは高いわりに合成材料を持ち合わせていない。
物価が高いせいで回復薬を作るだけで精一杯。武器防具は種類があって、装備すると容姿も変化するので良かった。でも敵の攻撃は回転で避けるのが一番の防御だったのは微妙。
進めば進むほど世界は広がるけれど、昔のエリアへ戻るのは世界のどこかに30個あるというアイテムを探すためくらいで、普通にストーリーを進めるなら戻ることもないし、戻ったところで他に何もない。
各地にワープ用の魔法陣は存在するけれど、行き先を選べず、決められた2箇所を繋いでいるだけなので実際は役に立たず、何のためにあるのか疑問。
存在が疑問といえば、椅子、ベッド、調理釜、鍛冶台などもそう。
調べると寝転んだり、釜をかき混ぜたり、剣を研いだりするそれっぽいアクションが出るくせに効果メッセージが一切出ない。ただの飾りですかね。
特に注意して欲しいのは3D酔い。
グラフィックはジャギジャギのジラジラ。
フレームレートがこれ以上ないほどに荒く、パラパラ漫画のコマ送りのごとくカカカカカと動くので3D酔いに覚えのある人は触らないほうが無難。
そのうえ「雨をロードしました」とばかりに、とつぜん土砂降りの雨が振りはじめると、エフェクトの計算が重いのか、XBOX360がヴィー〜〜ン…!となってもともと重たい描画がさらにガックガクに・・・。
ふっと影が消えたかと思うとひっくり返したような雨が降りはじめる天候のフェードアウトも不自然。
晴れると、伸びる影が秒針のようにカチっカチっと地面をスライドして、何かが点滅しているのかと思って森の中を探したらただの木漏れ日だったというくらい、晴れでも雨でもどちらにしろガクガクしている画面は大目にみても空気感が素晴らしいとは感じませんでした。
ゲームの世界にいるだけで楽しいと思えるような、
ゲームの空気に浸りつつ自由気ままに動きたいという意味のオープンワールドRPGを求めるならオススメできません。