ここ数年で,オフィスや学校へのパソコンの導入が進んだ。今まで使ってきた机の上にパソコンを置いて,そのまま使用している場合がほとんどだろう。
しかし著者は,情報機器を装着した空間を「サイバード・スペース」と名付け,このような空間には従来とは違う形のオフィスや家具が必要だと考えた。情報機器を使っている人間の行動を分析した結果,Openness(開放性),Legibility(環境の読みとりやすさ),Tireless(癒しや休息)が重要だとわかった。その考え方に基づき,慶応義塾大学の関連施設とそこで使う家具をデザインし,カラー写真で紹介している。
情報端末を使った共同作業では,多種多様な情報を全員で見て,それに基づいて意思決定をするので,複数のディスプレーを必要とする。複数の大型ディスプレーで情報を映す証券取引所のディーリングルームや,海上自衛隊幹部学校の図上演習室などの環境を参考にしている。
(日経アーキテクチュア 2001/11/26 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
(日経デザイン 2001/11/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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