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サイバージャーナリズム論 「それから」のマスメディア (ソフトバンク新書)
 
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サイバージャーナリズム論 「それから」のマスメディア (ソフトバンク新書) [新書]

歌川 令三 , 湯川 鶴章 , 佐々木 俊尚 , 森 健 , スポンタ 中村
5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 735 通常配送無料 詳細
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

『新聞がなくなる日』の歌川令三(元毎日新聞編集局長)、
『ネットは新聞を殺すのか』の湯川鶴章(時事通信編集委員)、『グーグル
Google 既存のビジネスを破壊する』の佐々木俊尚、『グーグル・アマゾン化す
る社会』の森健、パブリックジャーナリストとして活躍するスポンタ中村。既存
メディアそしてそのオルターナティブの現在につき問題提起を続けてきた論者た
ちが、201X年のメデイアと情報社会の姿を探求する。

内容(「BOOK」データベースより)

ネットが新聞やテレビを「殺し」、既存のビジネスが破壊され、「グーグル・アマゾン化」してしまった世界において、「それから」のメディアはどのように変貌していくことになるのだろうか?対話型メディア、コンテンツ本位制、検索エンジンの可能性、集合知成立の条件など、さまざまな論点を掲げ、新旧世代の論客が、それぞれの切り口でジャーナリズムの明日を語り尽くす。

登録情報

  • 新書: 280ページ
  • 出版社: ソフトバンク クリエイティブ (2007/7/18)
  • ISBN-10: 4797342404
  • ISBN-13: 978-4797342406
  • 発売日: 2007/7/18
  • 商品の寸法: 17.2 x 10.6 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 462,809位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
基本的にはここ2年ほどの間に出尽くした論点と変わらない、特に新鮮さの無い本。
論者によっては自著のダイジェストでしかない部分もある。
そういう意味では“おさらい”として読みたい人にはいいのかもしれない。

だからこそ、対談部は一つの目玉としてきっちり仕上げておくべきだ。
ところがそれが全然かみ合わず、抽象的な定義論で終わっている。まるで左翼同士の口喧嘩だ。

この無秩序ぶりこそ、現状のメディアをもっともよく体現しているのかもしれない。
といって★は増えないけどね。
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By HORI
形式:新書
新聞・TVなどの大マスコミの退潮と、ブログなどを通じたネットジャーナリズムの躍進、それらを踏まえたジャーナリズムの未来などをコンパクトに詰めこんでいる。5人の論者が寄稿しているが、文庫本でページ数も少ないため、それぞれの内容に深さはあまり感じられなかった。この本で現在のマスメディアについて興味を持った方は、各著者の著作にも触れることをオススメする。

本書弟二章には「ジャーナリズムは社会をよくするためにある」と述べられている。大マスコミがまったく報じない情報で、ブログなどネットを通じて個人から貴重な情報を多数得る機会が最近あった。ここ1ヶ月、世間を騒がせ続けた酒井法子および押尾学の薬物事件についての情報である。上記の情報は個人的な趣味で書いてあるものもあったが、その多くは意識的か無意識的かは分からないが、日本社会の闇にメスを入れ、真実を多くの人に知ってもらい、「世直し」するために情報を開示しているように感じられた。

蛇足になるが、他のソーシャルメディアよりも「リアルタイム」な更新が容易なTwitterが、更に個人の情報配信のスピードおよび量を加速させることだろう。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By gachan
形式:新書
ブログ、SNS、YoutubeなどのCGM(Web2.0型メディア)の普及に伴い、我々を取り巻くメディア環境が大きく変化しているのは疑いない。それから、マスメディアはどうなるのか? どうあるべきなのか?

こうした問いに、様々なタイプのジャーナリストが答えを見出そうとした考察をまとめたものが本書である。取り上げられた視点は、
・紙新聞衰退のトレンド
・プロ対アマ
・テレビ広告モデルが抱える問題
・グーグルの情報支配力
・べき法則による情報の偏り
・ソーシャルメディア
・ジャーナリズムの”あるべきモデル”
など。

それぞれ目を通すに値する議論だと思うし、ネットの大きな動向を把握することも可能だろう。それだけで、マスメディアやジャーナリズムの動向に関心を持つ人(特に”非ネット通”)にはこの本は「買い」だ。
(”ネット通”には、先刻承知の内容が多い)

実はこの本、意図せずしてジャーナリズム論の本質的な問題を露呈しているように思える。
論者によって「ジャーナリズム」「ジャーナリスト」の定義が異なり、議論がかみ合っていないのだ。

「ジャーナリズム」「ジャーナリスト」は新聞が全盛だった頃にその活動を指すために作られた用語だという。それはそれで結構。
では「現在」あるべきジャーナリズム・ジャーナリストとは何なのか?

ある論者は、昔のジャーナリストの理想型を今のネット環境にあてはめた”あるべき像”を説き、別の論者は、ネットの意見集約機能を活用した「民意の反映」システムをジャーナリズムと呼ぶ。またまた別の論者は、ジャーナリズムやメディアの定義を見直して草の根言論活動に着目する。
これでは議論がかみ合うはずがない。

本書を読んで思ったのだが、ジャーナリズムを論ずる人たちは、いったん「ジャーナリズム」という用語を捨ててはどうだろう? 各々の理想論をジャーナリズムという抽象的な言葉にくるんで語ろうとするから混乱が生じる。

ジャーナリズムという言葉を離れ、同じ土俵で、同じレベルの議論をぶつけ合うことが、現在の「ジャーナリズムの危機」(実体は「新聞社の経営危機」にすぎない)の時期の動向を読み解く上で不可欠ではないだろうか。
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