主人公は幼き頃に飛行機事故に遭い、ただひとり「奇跡の生還」を果たした過去を持つ高校に入学したばかりの少年、鷹森恭平。
ある時、恭平は車に轢かれそうになった男の子を救い出した。
無傷だが大事をとり検査のためにと救急車に乗ろうとしたとき、「あなたをスカウトさせていただきたい」と不審な紳士が意味不明なことを言ってくる。
これがこの少年と特別救助隊との出会いの始まりであった。
この作品は今から約九年前に書かれた作品ということになるのでしょう。
イラストはどこか少女マンガのようなイラストであることを、最近この本を手にしたことから知りました。
それでも内容は今で言うところのライトノベルでしょうか?
内容も昨今のような露出、サービス過剰ではなく、ある意味で慎みを知る時代だったのでしょう。
自己犠牲と自己満足との違いについて、いまさらながらに考えさせられるテーマの作品。
約九年前なので全て想像ばかりで断言はできませんが、古くてもよい作品というのはまだまだ多くあるのだと知るきっかけとなったいい作品です。
私自身、ラブコメやギャグコメも好きだが、こういう何かしら著者が問いかけてくるような作品も大好きだ。