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サはサイエンスのサ
 
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サはサイエンスのサ [単行本(ソフトカバー)]

鹿野 司 , とり・みき
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

サイエンスはアナタを変える! インフルエンザ予防の誤認識、日本国憲法の過激な運用法、記憶読み取り装置の可能性など、確かな科学知識と特異な視点から、これまでの思い込みをあっさりくつがえす、知的冒険に満ちた科学エッセイ集。

内容(「BOOK」データベースより)

サイエンスはアナタを変える!インフルエンザ予防の誤認識、日本国憲法の過激な運用法、記憶読み取り装置の可能性など、確かな科学知識と特異な視点から、これまでの思い込みをあっさりくつがえす、知的冒険に満ちた科学エッセイ集。

登録情報

  • 単行本(ソフトカバー): 269ページ
  • 出版社: 早川書房 (2010/1/22)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4152091045
  • ISBN-13: 978-4152091048
  • 発売日: 2010/1/22
  • 商品の寸法: 19 x 13.4 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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60 人中、57人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
SFマガジンの連載をまとめたもの、という位置付けですが、違います。
あの連載を下敷きにした書き下ろしという感じです。

トピックとしては、iPS細胞やインフルエンザの遺伝学的な話があるかと思えば、宗教論、アスペルガー症候群などの高機能自閉にまつわる脳の話、そこから人間の認識の歪み、日米の法文化の差違にまつわる問題、ムーアの法則の意味するところ、金融における信用創造のこと等々々…これらがすべて、膨大な文献調査と独自の視点に基づいて描かれています。

ものすごく遠いところから全体を俯瞰しながら細かい指摘をしてくれすぎで、ちょっと人間業とは思えないです。インフルエンザの話は遺伝学的な話と公衆衛生の話がどっちも専門的、かつわかりやすく描かれています。どのくらいの知識レベルに基づいた話かといえば、自分の経験を書かせてもらうと、学者になるつもりでちゃんと勉強した知識が平気でアップデートされました。

それも単純に学者臭くひたすら科学的に書いているわけではまったくないのです。「頭いいけどヌボーっとした近所のあんちゃん」文体で、ページを次々にめくってしまいます。ネットの匿名性の話、お父上との最後の日々など、非常に人間臭いトピックもあります。それらもやっぱり膨大な知識に基づいて、人間の認識の話に還元していたりする。

他に似た本を読んだことがありません。まさに宇宙人のサイエンスエッセイ。
英訳してScientific Americanあたりに連載したらヒットするんじゃないかと、わりと本気で思います。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本(ソフトカバー)
オレは理系出身だけど、工学系なのでサイエンスは考えるものじゃなくて使うものという思い込みがある。世の中のえらい先生たちがいろいろと考えてくれたものをふむふむとなんとなくわかった気でいたりする。

でも、そうじゃないのよね、とこの本は教えてくれる。メディアに踊らされて目が腐ってたんじゃないのというか、素直に目からウロコというか、そんな読後感。

著者自身があとがきで書いているけれど、上から目線じゃない、読者自身がいろいろなことに気づくように書かれている。

最近の科学ってこうなのよん、みたいな読み方だけじゃなくて、考え方みたいなものも伝わってくる。

SFマガジンに連載中の同名のエッセイを抜粋し再構成したものなんだけど、ほとんど全部書き下ろしている模様。なんだか良質なSFを読んだような感じ。超おすすめ。
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10 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ふぁんどり VINE™ メンバー
形式:単行本(ソフトカバー)|Amazonが確認した購入
 まず、とり・みきの表紙イラストがとても良い。ってヲイ。
 本書は15年『SFマガジン』で続いている同名のエッセイを単行本化したものであるけれど、そこはアップデートが常に必要な科学知識に係わるエッセイ、ということで、ほぼ書き下ろしといっていいくらい全面的に手が入っています。私はだいたい毎月『SFマガジン』を購入していますが、再読という感じは全くしませんでした。なので、『SFマガジン』読者にも(読者にこそ)お薦め。
 さて、ネット上のスラングをもとりこんだ口語調の文体で語られる本書の内容は、SF者にすら過激と感じられ、まして非SFファンにおいておや。クローン技術に対する嫌悪感に疑問を呈し、環境問題については「この温暖化って政治物語をマジに信じると、なんだかイヤンな世界になりそうだなあと思うからだ。SF的に。」といって地球温暖化のメリットとデメリットを比較するような内容は、まず善良な一般大衆(悪意を込めて)には受け入れがたいのでは?
 しかし、本書が紹介するような知見と著者のような視点は、社会のありようを考える際には必ず必要とされるもの。それこそ、耳にいたいような「不都合な真実」をわきにおいといて、それでいて正論をふりかざすような議論は事態をミスリードするだけではないでしょうかね。なので、私は学生さん(とくに文系)にこそ、本書を読んでもらいたいな、と思うのです。(でも信じる必要はありませんけどね。)
 ところで。本書のとり・みきの表紙イラストのすばらしさは、本書を読了後にこそ解りますから。
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