ゴールデン・ウィークに公開される「NEXT−ネクスト−」の原作として読んだのですが、この間見た予告編とは全く違うようです。それもその筈、資金がかかるということで、時代を現代に置き換え、予知能力だけをとったもののようです。
その原作「ゴールデン・マン」は、ミュータントもので、将来の人類にとって彼らが危険な存在であるとして、その殲滅をしようとする物語です。
物語は、クリスと言う全身金色のミュータントが主人公で、彼は予知能力があり捕獲することが難しい存在です。そんな彼が自首して捕まるのですが、殺されることを予知して、アニタを人質に逃げ出そうとするというものです。
短篇なのですが、いろんな要素が詰まって面白い作品でした。
他の収録作品は、「リターン・マッチ」「妖精の王」「ヤンシーにならって」「ふとした表紙に」「融通のきかない機械」、それに「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の元となった短篇「小さな黒い箱」です。
この中では、SF作品ではなくファンタジー作品である「妖精の王」が気に入りました。