ゴールデンピクニックというのは、レコーディング最中におやつで食べたアイスの名前だったそうだ。即発と並んで彼等の代表作の双璧をなす名アルバムだが、レコーディングのための新曲が少なく、コンセプトもバラバラで曲間に統一性がない(1はカバー曲、2は佐久間のミスタッチ時代の曲、5は即発と共にライブで前からやっていた曲、6は森園のプリズム参加を伺わせるフュージョン)。リリース直後の森園脱退もなるほどと思わせる。それらの欠点を全く感じさせず、様々な世界をピクニックして廻る万華鏡を覗き見るかのような、明るい統一感の理由はアレンジのセンスと素晴らしいスタジオワークのお陰だと思う。オリジナルのライナーには、様々なスタッフ(あの、たかみひろし氏も)と機材の名前が書いてあった。