僕は小林さんの熱心な愛読者でした。サイン本も3冊、昔のコミックまで集めてました。「昭和天皇論」までは全部購読しました。その度に感動し何度もレビューも書こうとしたけど、既に何件も優れたレビューが投稿されてて断念して来ました。しかし今回、最初で最後の小林さんのレビューを投稿します。この本の装丁は美しいけど買ってません。でも連載されたものは立ち読みしてたので投稿させて頂きます。結局、小林さんは近代合理主義者で、保守主義の「法の支配」が理解されてなかったことが暴露されてしまいました。細かなことは既に論破され尽くしてますので、僕が述べるまでもありません。小林さんは優れた研究者や学者の本を読解し、そこから国民の物語を紡いで来た。難しい事柄も小林さんの手にかかれば忽ちエンターテイメントになる。学者にはなし得ない仕事をされて来た。本当に面白く勉強になった。小林さんのお陰で多くの若者が日本の歴史に目覚めた。だからこそ今の小林さんの言動が残念です。でも小林さんは学者でも研究者でもない。この問題を論じるにあたっては、いささか慎みを欠いてるのではないか。影響力のある小林さんの言動だからこそ懸念してました。相変わらず発売間もないのに多くのレビューが寄せられています。でも内容を見ると、割とまっとうな読者の反応で安心しました。正直かつての小林さんの支持者のレビューには、本当に優れたものが多かった。今は余り読むべきものがない。明らかに小林さんの漫画しか読んでない人もいる。こんな形で二千年の皇統を論じて良いものだろうか。かつての小林ファンのひとりとして、敢えて苦言を呈させて頂きました。