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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
第23章 洋平君について,
By XP - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ゴーマニズム宣言〈1〉 (幻冬舎文庫) (文庫)
最も感心したのは、「第23章 洋平君について」である。これは、権威主義を分かりやすく描いたものだが、大人達が植木等を講演に招くというのでまいあがっているのを見たおいの洋平君が植木等を目の前にして、時代劇よろしく土下座をして迎えたというエピソードである。コミカルなところにちょっと笑った後で、日本人の心の奥底にひそむ権威主義を鋭く突いているところにぎっくりする。さすがは、小林よしのりだ。
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
おこっちゃまくんについて,
By
レビュー対象商品: ゴーマニズム宣言 (1) (単行本)
たぶんこの「ゴーマニズム宣言」は、私がガキの頃当時読んでいた、コロコロに「おぼっちゃまくん」のおまけで連載されていた、 「おこっちゃまくん」がルーツなんじゃないかと思うんだよね。 このシリーズそのものは、私は最初のほうしか読んでないし、 この先生の、このあとの心情は知らないが…。 たしか一話は、「親はなぜ子供の金を自由に使わせないか」みたいな感じだった。 この本にも、たしか載ってる。 当時、私の親も、私の金を自由に使わせてくれなかったから、 これには手放しで賛同できた。 他にも、なんでここまでガキの心理がわかる?と、 鋭い視野で、私たち子供のかわりにこの人が怒っていた気がするが…。 いや、この先生のマンガだけじゃなくて、 この当時のコロコロは、みんなそうだったかもしれない。 いや、コロコロだけじゃないのかもしれない。 私が子供のころは、もっと良識のある大人がたくさんいて、 私たち子供を、今よりは守ってくれていた気がする。 「価値観が多様化している」みたいな話も聞くけど、 大人が「好き勝手に生きている人々」に対して、 何も言わなくなった、注意しなくなった、 統率しなくなっただけなんじゃないの?という感じがする…。
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
懐かしの名作,
By タカニシ (大阪府) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: ゴーマニズム宣言〈1〉 (幻冬舎文庫) (文庫)
開始当初の「ゴーマニズム宣言」は、本当に面白かった。でかい面してのさばる権威をぶっ潰してやる!という気合に、 自分自身の罪や業から目を背けない姿勢(その典型が差別問題)に、拍手喝采を送って読んだ。 4巻辺りでカリスマ気取りが始まった頃から一気にしらけて、手に取るのも馬鹿馬鹿しくなったけど。 今にして思えば、読者に必要なものは小林よしのりの「ゴーマニズム宣言」に対しても 自分なりの「ゴーマニズム宣言」をぶつけられる姿勢なのだ。 それを持たずに開始当初の「ゴーマニズム宣言」を貪り読んでいた自分を反省している。 湾岸戦争とか薬害エイズ問題とか、今なら戦争や慰安婦問題をどう考えるか以前の問題として、 「これだけ文字ばっかりならなんで漫画にこだわるの?活字で書けばいいじゃない?」 「好きな相手はかっこよく、気に入らない奴はバカ面の絵で描けば 論理が滅茶苦茶でも何となく納得できてしまうという漫画のメリットを利用してるの?」など疑問点だらけで 狂信的ファン以外にとっては金をもらって読むのでなければ割に合わない本を量産している今は 目も当てられない有様だが(戦場でもっとも役に立ちそうにない輩が「戦争論」?あんたクラウゼヴィッツの本読んだ?) この頃の「ゴーマニズム宣言」は胸のすく名作だった。
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