パラマウントはこのところ(やっと)名作のブルーレイ化をはじめた。
本作もHDで観たい一本だったが、室内場面が粗い他は素晴らしい画質で生まれ変わった。
特典映像はそのまま(というか減っている)だが、出来れば最新のインタビューなども欲しかった。
最新の取材が出来なかった最大の要因は、主演P・スウェイジの早世もあるだろう。
メッセージを残しながら旅立ったのは素晴らしかったが、やはり「その時」は映画と同じシーンだったのだろうか・・・
製作・脚本のブルース・ジョエル・ルービンは、日本でいう丹波哲郎系(ちょっと違うか)な方で、
「ブレインストーム」とか「ジェイコブズラダー」とか「きみがぼくを見つけた日」とか、そっち系の作品が多い。
でも、公にその名前が出たのは本作からだろう。
とにかくもデミ・ムーアが可愛い!
超弩級の傑作「セントエルモスファイアー」で(たまたま)スタジオに別の仕事で来ていたエキストラが、J・シュマッカー
の目に留まり、抜擢されたのは有名な話だが、この時は役柄も奔放系で好きになれなかったものが、黒髪+ショートカットで
来たので、あまりの可愛さにノックアウトされた記憶がある(笑)。
デミのスターストーリーは、間違いなくこの作品から始まった。
日本でリメイクされたりしているが、やはりオリジナルは一番だ。
モーリス・ジャールの奏でる優しいスコアも忘れられない。今でもBGMでよく使われているので、耳に覚えのある人も
いるだろう。
メイキングで「監督がJ・ザッカーと聞いて、B・J・ルービンが泣きだした」という爆笑コメントがあるが、
確かにザッカーはそれまでトンデモ作品ばかり撮って来た監督だ。この映画の成功で「オールマイティ」という嬉しい評価が
付く結果になった。
名作はいつ観ても名作。評価はもちろん5つ星です。