本巻に収録されているのは次の4作である。
ゴルゴの神業の狙撃が一閃する「ピンヘッド・シュート」、山火事という不測の事態にも専門家顔負けの知識と技能で難なく対処し、少年への父親的な心配りも感じさせる「ストレンジャー」、「砂」が入ると上手く機能しなくなるというM−16の弱点を衝かれ、敵にアラル海の砂地に追い込まれながらも、その場を機転で乗り切る「激突!AK−100 vs M−16」、そして、またも神業の狙撃が冴える「歪んだ車輪」。
なかでも一番面白かったのは、「激突!AK−100 vs M−16」である。砂地に追い込まれ、M−16 が使えなくなる一歩手前で、うち捨てられていた装甲車の圧搾空気でM−16をクリーニングして窮地から脱するのである。装甲車が都合よくその場にあったのも、敵が銃撃してくる中でM−16を分解してクリーニングし、組み立てて応戦するという普通ならあり得ないことを、ゴルゴは当然のように行うのである。装甲車が、たまたまそこにあったのも、砂地でクリーニングをこなすのも、漫画とはいえ、ゴルゴのキャラならではのことであろう。
そして、この話では、ゴルゴがM−16に拘るわけが示唆されている。そのわけは?それはここでは書けない。
追伸
私は「さいとうプロ」の人間ではありません。