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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
官民協力あっての「ゴミ処理」,
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レビュー対象商品: ゴミ分別の異常な世界―リサイクル社会の幻想 (幻冬舎新書) (新書)
27という豊富な事例で、ゴミ分別の現状を報告する。本書を読んでいて感じるのは、ゴミ処理の正解は日進月歩で変わっている、ということだ。「夢のリサイクル」と言われたRDFの大失敗はよく知られているが、そもそも分別の是非から本書は疑問を呈している。そして、住民の協力に負う所がきわめて多いということ。ゴミ施設の立地も誰かが善意でいいという人がいないとだめだし、搬入後、施設での選別があるとは言え、ゴミ出し時にきちんと分別されないと処理は立ちゆかない。東京・府中市のダストボックス廃止にも示されるとおり、ゴミ問題とは即ち住民のモラルの問題であることを痛感する。本書では、良くも悪くも多摩地区の先進ぶりが目立つ。ゴミを人質に多摩の自治体から何億も金を引き出す、日の出町に出すゴミを減らそうと、各自治体もやっきになってリサイクル率は全国平均の倍になった。他市のゴミを入れたくないと30年前から頑張って、結局他市から爪弾きにされた小金井市の轍を踏むまいと多摩地区の各自治体も住民もゴミへの意識が相当高まっていると感じた。進みすぎて町田のように過剰な環境リスクの主張もするところがあるようだが。 しっかりと実例を紹介した後、実例34分別、自宅堆肥化など過剰な住民負担は、住民協力で成り立つゴミ処理へのモラル低下を招くし、効果も見込めない。政策の費用対効果分析、住民と自治体の協働を訴える本書の結論は深く同意できる。
17 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
実態を知るにはいいかもしれない,
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レビュー対象商品: ゴミ分別の異常な世界―リサイクル社会の幻想 (幻冬舎新書) (新書)
ゴミ分別には疑問に思うことが少なくない。プラスチックは埋めたり、リサイクルするよりも燃やしたほうがコストはかからない。 また、再生してペットボトルを作るより、新品を作ったほうが石油の消費量も少ない。 こうした疑問に本書が明確な答えを出してくれるわけではない。 全国各地の自治体が実際に行っているゴミ行政を細かく調べて、 その実態を報告してくれているのである。 おかしなゴミ分別と無駄なコスト、環境に過敏な住民たちなど、 どこもゴミ行政はうまくいっているとは言いがたい。 それらの事例が豊富であるのが本書を評価する点である。 ただ、著者らによる分析は参考にならないところもある。 なぜなら、 <リサイクルは本当に必要なのか。> <焼却炉から出るというダイオキシンは、 そのダイオキシンの毒性自体が大したことはないという知見はあるのか。> といった基本的な疑問・前提があいまいになっているからだ。 したがって、本書は個々の事例を確かめるのに有用であるけれども、 ゴミ処理の解決策や方向性を示すものではないので、そこは注意されたほうがいいと思う。
7 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
自治体によってこんなに違うって,
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レビュー対象商品: ゴミ分別の異常な世界―リサイクル社会の幻想 (幻冬舎新書) (新書)
日本の自治体のゴミの集め方処理の仕方を詳しく解説しています。私の住んでいる町では何でも燃えるゴミになってしまいます。 ビデオテープ、皮の鞄、ビニール類がすべて燃えるゴミです。 分別ゴミは、ガラス瓶、アルミ缶、鉄缶、燃えないゴミ、ペットボトルとこちらの分別も非常に種類が異なっています。 日本中の自治体がどんなゴミの分別を行っているかが、良く解ります。 惜しいことに、「だからどうしたらいいんだ」「日本の行政はどこに進むべきか」と言う提案が抜けているので★は4個です。 ゴミの事を考えている方にはお勧めの一冊です。
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投稿日: 2009/9/13 投稿者: Zaan
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