フィリピンのマニラ市郊外にパヤタス・ゴミ捨て場がある。この写真集はゴミの山の上(スモーキィ・マウンテン)で働いている子供たちの日常を切り取った貴重な記録である。ここで生まれ、ゴミを拾い、ゴミを売って生活している子供たちは路上生活をしている家族に比べれば、“幸せ”であるという。それが証拠にこの写真集に綴じられた子供たちの表情を見ればよく分かる。みんな輝くような笑顔と、純粋な瞳を見せてくれる。
作者あとがきには「子供たちから元気をもらった」とある。何かに迷ったとき、心がささくれたったとき、子供たちの“元気”に会いたくて、何度でも開きたくなるような写真集である。