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ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット)
 
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ゴドーを待ちながら (ベスト・オブ・ベケット) [単行本]

サミュエル ベケット , 安堂 信也 , 高橋 康也
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

田舎道。一本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラジーミルという二人組のホームレスが、救済者・ゴドーを待ちながら、ひまつぶしに興じている。不条理演劇の代名詞にして最高傑作。

内容(「BOOK」データベースより)

田舎道。一本の木。夕暮れ。エストラゴンとヴラジーミルという二人組のホームレスが、救済者・ゴドーを待ちながら、ひまつぶしに興じている―。「不条理演劇」の代名詞にして最高傑作。

登録情報

  • 単行本: 196ページ
  • 出版社: 白水社; 新装版 (2008/12/26)
  • ISBN-10: 4560092222
  • ISBN-13: 978-4560092224
  • 発売日: 2008/12/26
  • 商品の寸法: 19 x 14 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 81,720位 (本のベストセラーを見る)
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10 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By Schizo
形式:単行本
 ふたりの冴えない男たちが珍妙なやりとりを繰り広げながらゴドーを待っているが、ゴドーはいっこうにやってこない…。
 〈待つ〉ことは〈誰かを/何かを待つ〉ことだが、相手がやってこない状況においてはむしろ〈誰かに/何かに待たされる〉ことだ。それはきわめて受動的な行為で、しかもその誰か、すなわちGodot(God-ot→”God, oh”?)が永遠にやってこない他者ならば、ふたりの〈待つ〉はなんと無意味でむくわれない受動だろう。まるで”I was born”の悲しみそのものかのごとく。

 とはいえ訳もわからずただ待つほかないからこそかえって会話ははずむのかもしれない。不意に、気の利いた台詞が口を突いてひょこっと飛びだしてくる。「運悪く人類に生まれついたからには、せめて一度ぐらいはりっぱにこの生物を代表すべきだ。どうだね?」本人を置き去りにしたまま、言葉は喋りつづける。
 してみるとこの物語(といえるのか?)において、自由にふるまう主体、という意味での「人物」などはたして見いだせるのだろうか。
 わからない。わからないから沈黙する。沈黙したはずなのに、それでも言葉はまた喋りだす。ゴドーを待ちながら。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
現代の不安 2010/3/9
By とろ
形式:単行本
一本の木の下でひたすらゴドー待ち続ける2人の男。
ゴドーとは誰なのか、なぜ待たなければいけないのか、一切説明されないまま劇は進む。
結局、ゴドーは現れないまま幕が下りる。

何を待っているのかわからない、それでも待たなければいけない。
この不条理としか表現しえない状況を、極限まで無駄を削ぎ落とした形で提示することで、
現代の漠然とした不安を浮き彫りにしている。

カフカ、 カミュらによって探求された不条理文学はベケットの本作品で一つの到達点を示した。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 迷亭 トップ1000レビュアー
形式:単行本
名前だけは知っていたけど、読まないままだった一冊。
読んでみてよかった。

解説にも書かれているように、これを読むと、いろんなことが
語りたくなる。げんに、いろんな人たちがいろんなことを語ってる。

でも、そんなのに惑わされて、なんかムズカシソウ・・なんて
思ってしまって、読まずに終わってしまったら、それこそもったいない。

一本の木だけが立ってる田舎の一本道で、なにものかわからない
「ゴドー」を待ちつづけながら、二人の男が時間つぶしをする話で、
けっきょく、「ゴドー」は現れなくて・・・なんて、あらすじを知っても、
なんの意味もない。

たとえば、エストラゴンとヴラジーミルという二人の主人公の会話は、
(ちょっと離れたところにポッツォと従者が倒れていて、それを見ながら)
次のような感じ。もう、僕には、エストラゴンが爆笑問題の太田光にしか
思えなくって・・・。

エストラゴン: あいつの名は確かにポッツォかい?
ヴラジーミル: ポッツォさん!こっちへおいで!もういじめない!

エストラゴン: ほかの名でためしてみたらどうかな?
ヴラジーミル: まさか、ほんとにまいっちまってるんじゃないだろうな。

エストラゴン: 愉快じゃないか。
ヴラジーミル: 何が?

エストラゴン: ほかの名をかたっぱしからためすのさ。暇つぶしになる。
         きっといつかはほんとのにぶつかる。
ヴラジーミル: しかしポッツォだよ、あいつは。

エストラゴン: だかどうだか、わかる。ええと。アベル!アベル!
ポッツォ   : ここだー!

エストラゴン: ほら、一発だ!・・・もう一人のほうはカインかもしれない。カイン!カイン!
ポッツォ: ここだー!

エストラゴン: こいつ一人で全人類やってるよ。

ともかく、むずかしい話はぬきにして、全編こんな感じなので、
ぜひぜひ、多くの人に読んでもらいたい一冊です。

電車の中で読んでて、おもわず、プッっとふきだしちゃうくらいおもしろいです。
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