ゴッホの生地ズンデルト(オランダ南部)、父親が牧師として赴任することになったヌエネン(オランダ南部)、画の勉強のために住んだパリはモンマルトル、明るい色彩を求めたアルル(フランス南部)、そして精神病治療のために移り住み、生涯を閉じたサン・レミ・ド・プロヴァンスといった土地が写真で紹介されている。その中には、印象派画家であるゴッホの生涯とその作品も織り込まれている。ゴッホその人と作品を知るには大変参考になり、かつ興味深い本であった。画家として常に自らの絵とともに生きたゴッホと彼に生涯にわたり献身的に協力した弟のテオの物語は感動の涙なくしては読めないものである。