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ゴッホは欺く〈上〉 (新潮文庫)
 
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ゴッホは欺く〈上〉 (新潮文庫) [文庫]

ジェフリー アーチャー , Jeffrey Archer , 永井 淳
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

9・11テロ前夜、英貴族ウェントワース家の女主人ヴィクトリアは、破産寸前の家計に悩んでいた。双子の妹アラベラに手紙を書いているところに賊が侵入し、首を切られて命を落す。犯人は左耳も切断し、著名な美術品蒐集家フェンストンに送った。一方崩落したビルから生還したフェストンの美術コンサルタント、アンナは、付きまとう男の影に怯えていた。ゴッホの自画像を巡る会心作。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

アーチャー,ジェフリー
1940年英国生れ。’66年に大ロンドン市議会議員として政界デビュー、’69年には最年少議員として下院入りを果した。一代貴族(ロード)。自らの体験をもとにした『百万ドルをとり返せ!』『ケインとアベル』などの著書はすべてベストセラー

永井 淳
1935年秋田生れ。埼玉大学卒業後、編集者を経て翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 329ページ
  • 出版社: 新潮社 (2007/01)
  • ISBN-10: 4102161252
  • ISBN-13: 978-4102161258
  • 発売日: 2007/01
  • 商品の寸法: 15 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (12件のカスタマーレビュー)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 イギリス貴族が秘蔵してきたファン・ゴッホの自画像を狙って,無理な貸付をした上で担保として巻き上げてしまおうという悪徳銀行家。良心の呵責に耐え切れず,銀行に挑んでいく美人美術史家。彼女が悪徳銀行の手先なのか,それとも味方か判断がつかないまま追跡するFBI捜査官。この三者にキッチンナイフを使うルーマニア出身の暗殺者が絡んでのノンストップアクション。

 上巻では何よりも9,11ニューヨーク連続テロで被災したノースタワーからの脱出の臨場感が凄い。読んでいて息苦しくなるような迫真の描写はさすがにアーチャーと唸らされた。

 キャラクター造型がややありきたりで物足りなさを感じるが,上下巻600ページ余りを一気に読ませるストーリーテリングは見事!
このレビューは参考になりましたか?
9 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
名画を巡るミステリというと『ダ・ヴィンチ・コード』を思い浮かべますが、

『ダ・ヴィンチ・コード』が絵画自身とその背景に潜む謎を核としたミステリだったのに

対し、こちらはゴッホの名画を巡る争奪戦がテーマです。

さすがアーチャーで、あの9・11も借景として取り入れながら、主人公にサザビーズを辞めた

ばかりの若き女性美術コンサルタントを、悪役に「こんなあくどい奴いる?」と思うくらい

の悪徳銀行家を、脇役に将来を嘱望される優秀なFBI捜査官を据え、ノンストップの

アクション・サスペンスに仕立て上げています。

・・・・と、通り一辺のほめ言葉になっているのは、最後まで面白く読めながら物足りなさも

残るから。

物足りなさの第一は悪役のリアリティのなさ。仮にも銀行家として名を成していながら

いくらなんでもここまでやるやつはいねえだろーと突っ込みたくなります。しかも、

それだけのワルでありながら意外に間抜けで簡単に主人公に出し抜かれるのはいかがな

ものでしょう。加えて、FBI捜査官も「優秀」という割には間抜けでそれも興ざめです。

『ダ・ヴィンチ・コード』と違い、せっかくのゴッホの名画が単なる道具にしかなって

いないのも物足りなく感じられます。これを他の名画、例えばドガの『踊り子』に

そのまま差し替えても何の違和感もないでしょう。

また、ミステリとしての「何だろ、何だろ?」という謎に乏しいのにもミステリファン

としては物足りなさを覚えます。

とはいえ、最初から最後までサスペンスが途切れることなく、さっくりと読み通せるのは、

さすがアーチャーでしょうか。

そして、日本人としは読みどころがもうひとつ。日本人が極めて重要な役で出てきます。

それも相当にカッコいい役回りで。『ラストサムライ』の渡辺謙にも負けないくらい

水際立った活躍をします。彼および日本に対するアーチャーの描写は、ステロタイプな

ところがないでもありませんが、昔の小説や映画のようなおかしな描写はほとんどなく、

登場する街や人物の描写も自然かつ正確、しかも好意的なので日本人としては好感度大です。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
原題のFALSE IMPRESSIONというのが読後になるほどとうならせる。

9・11や社会主義崩壊後のルーマニアの様子、国際的な美術品取引など、実に様々な要素が絡み合いながら、ゴッホの自画像をめぐる手に汗を握る駆け引きが繰り広げられ、目を離せない。

ニューヨーク、ロンドン、ルーマニア、日本とめまぐるしく舞台が移っていき、まるでカップアンドボールの手品を見ているようだ。

稀代のストーリーテラーであるジェフリーアーチャーが送る、掛け値なしに面白く、一気に読んでしまう一冊
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最近のカスタマーレビュー
ほんとうに書きたかったことは…
もちろん上下巻とも読みましたが、メンドいのでこちらだけにレビュらせてもらいます。... 続きを読む
投稿日: 2009/6/30 投稿者: big_sis_rie
トリックを見破れるか
一人の美人美術コンサルタントが、ゴッホの自画像巡り、二人の追跡者から追われる破目になる。... 続きを読む
投稿日: 2008/12/1 投稿者: 読書苦手
理屈ぬきで楽しめるエンターテイメント
読み物としては非常に面白く、本当は★を5つ付けたい。... 続きを読む
投稿日: 2008/4/7 投稿者: 南コータロー
これがジェフリー・アーチャー?
読んでいて、「これがジェフリー・アーチャー?」と悲しくなってしまいました。... 続きを読む
投稿日: 2007/8/16 投稿者: くれせんと
読みやすいエンターテイメント
誰もが知っている「ゴッホの自画像」(あの片耳に包帯を巻いているものです。)をめぐり、ストーリーが展開されていきます。... 続きを読む
投稿日: 2007/6/18 投稿者: たまには息抜きも。。。
アーチャーの作品にしては……
絵画が絡むミステリーは、どうしても蘊蓄が多くなりがちだが、アーチャーはツボを心得ている。蘊蓄は最小限かつ効果的に、そしてサスペンスに重きを置いた。... 続きを読む
投稿日: 2007/5/23 投稿者: むじな丸
ゴッホは欺く
9月10日から26日にかけての物語であるが、アメリカ、イギリス、日本に至る主人公アンナのグローバルな行動に伴い、ゴッホの名画が世界を駆け巡る。追う者、追われる者の... 続きを読む
投稿日: 2007/3/14 投稿者: 茲愉有人
如何せん、古い・・・。
初めてジェフリー・アーチャー読みました、10年位前に読んでいた雑誌のコラムが面白かったので。ゴッホを題材にしている割には、浅いと思いました。ダビンチ以前に書かれた... 続きを読む
投稿日: 2007/2/26 投稿者: しもむ
ゴッホ自画像の行方をめぐる国際サスペンス
... 続きを読む
投稿日: 2007/2/4 投稿者: アダム・スミス
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