ミック・ジャガーの曲・詩づくりの才能をいまさらながらに再認識した。いずれの曲も「ゴスペル」であり、ミックの個人的な祈りであり、現在の心境や生活状態を率直に歌っていると思う。元々ストーンズの歌詞はバイブルがベースになっている曲が多いわけだが、このCDにはJoy、God、Goddess、Buddha, voices, demons…など直接的な表現が多く、ほとんど「告白」に近い。最後の曲Brand new set of rulesで「やりなおさなきゃね…」と57のオッサンに言われると、もう涙無しでは聴けない。God gave me everythingは最近のストーンズの曲として出色だし、聴きこめば良い曲ばかりだ。なまじっかのストーンズフアンにはわかるまい。キースのTalk is cheapと同等かそれ以上の出来のアルバムである。