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ゴダールと女たち (講談社現代新書)
 
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ゴダールと女たち (講談社現代新書) [新書]

四方田 犬彦
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容説明

ジーン・セバーグ、アンナ・カリーナ、アンヌ=マリ・ミエヴィルたち女神との物語から描く著者始めての書き下ろしゴダール論。女に逃げられるという天才的才能を持ち映画の革命的異端児として生きたゴダールの足跡を辿る。

【目次】
第一章  ジーン・セバーグ 零落の聖女
第二章  アンナ・カリーナ 今でも現役アイドル
第三章  アンヌ・ヴィアゼムスキー 女優から作家へ
番外    ジェーン・フォンダ ただひたすら罵倒、罵倒
第四章  アンヌ=マリ・ミエヴィル 聡明な批判者

内容(「BOOK」データベースより)

女に逃げられるという天才的才能。映画の革命的異端児として生きたゴダールの足跡。ジーン・セバーグ、アンナ・カリーナ、アンヌ=マリ・ミエヴィルたち女神との物語から描く、著者初めての書き下ろしゴダール論。

登録情報

  • 新書: 224ページ
  • 出版社: 講談社 (2011/8/18)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062881187
  • ISBN-13: 978-4062881180
  • 発売日: 2011/8/18
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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最も参考になったカスタマーレビュー
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vntera
フランス・スイスの映画監督ゴダールと,
その特異な女性関係を描いた本です.

タイトルだけ見ると女性関係をおもに描いているようですが,
ゴダール作品批評が割と多く書かれています.
内容自体非常に興味深く面白いのですが,
これからゴダールの映画を見ようという方にはバイアスを与えかねません.

いい本だと思うので,
映画を見てから読むことをお勧めします.
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4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「女は俺の成熟する場所だった」という、ここに記すだに気恥ずかしい小林秀雄の顰にならって、このたび著者が用意したのは、希代の気狂い監督ゴダールの変貌常ならぬ思想と映像哲学を、もっとも分かりやすい物差しをあてがってぶった切ろうという手法で、これがある程度ハマッっているのは同慶に堪えない。

 まずは「勝手にしやがれ」で一躍ヌーヴェルヴァーグのヒロインとして世界的に名を馳せたジーン・セバーグちゃん。黒人解放運動にかかわった彼女は謎の非業の死を遂げたが、若き日のゴダールのミューズであったことは間違いない。

デンマークから赤いスカートでふわりと巴里に舞い降り「気狂いピエロ」で一世を風靡した超キュートな現役アイドル、アンナ・カリーナとの嵐の4年間が破綻すると、お次はフランソワ・モーリアックの孫娘で現在フランスを代表する作家となったアンヌ・ヴィアゼムスキー選手。ゴダールと結婚した彼女は毛沢東思想にかぶれた「中国女」を演じさせられた。

あほばかヤンキー娘のジェーンフォンダ嬢を挟んで、お次は70年代から40年間にわたって現在までゴダールに圧倒的な影響を与え続けているアンヌ・マリ・ミエヴィル女史。極左冒険主義のドツボにはまり生と芸術の隘路で立ち往生していた孤独な主人公を救済したのは彼の同伴者にして師、批判者にして愛人である聡明な美女であった。

ひとたびは死んだゴダールをよみがえらせ、新たな創造の火を点火させた最大最高にして最後の女神こそ1985年製作「マリーの本」の女流監督なのであった。

おいらの最後の女それはアンヌ 僕ちゃんを見捨てないでねえとゴダールが泣いた 蝶人
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6 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
お、お、岡崎京子が!

四方田犬彦の名前を認識したのは学生時代、「週刊本」というシリーズの著者として。でも著作を読んだのはここ数年、これが三冊目くらい。
ゴダールの映画を見ても、どこが面白いのかちっともわからない、むしろ退屈な私なのだけど、すらすらと読み進むことができた。
日本の天才映画監督(今の外国の映画賞をもらって感激してるような小者じゃなく、ほんとうの)が喝破したゴダールの才能、「女に逃げられること」、この視点をベースに、「軽い読み物」を意図して書かれている。ゴダールを語るのに、このやり方は当を得ているのではないか。
扉に岡崎京子のイラストが数点採用されています。理由はあとがきで。
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