交渉のノウハウといった本は昔からざらにある。
そして、法の穴を突くような交渉方法の本もたくさんある。
この作品はどちらかといえば後者にあたる。
警察も動いてくれない、弁護士の助けも借りられないような
被害者のために動く男、それが白虎だ。
絵はやや古臭い部分があり、魅力を欠くが、引きこまれるような
ストーリー展開には何の問題もない。
なんだかんだ言いつつ、弱い立場の被害者をほっておけない
白虎のキャラクターにも好感が持てるし、解決に持ち込む
展開そのものが、見ていて爽快だ。
また、取り上げられている内容も現代社会においては十分、
自分の身にも起こりうることで、参考になる部分も多い。
1巻のパワハラ、2巻の痴漢冤罪など知っているか知っていない
かで助かる確率は異なってくるだろう。
もちろん、こんな知識を使う日が一生来ないのが一番だけれども。