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コーポレート・ファイナンス 第6版 <上>
 
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コーポレート・ファイナンス 第6版 <上> [単行本]

Richard A. Brealey , Stewart C. Myers , 藤井 眞理子 , 国枝 繁樹 , リチャード・ブリーリー , スチュワート・マイヤーズ
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

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「MBAのバイブル」の異名をとるファイナンス理論のパイオニア的テキスト、 『Principles of Corporate Finance』 の、第6版にして初の邦訳の下巻。オプション、負債による資金調達、短期の財務管理、M&Aの各テーマに加え、リスク管理、コーポレートガバナンス等の最近の経営課題がカバーされており、最終章では、両教授がいつものように結論とファイナンス分野の未解決問題を整理している。同書の初期の原書に学んだ世代が、現実的な課題を解決するためのファイナンス理論の応用法を示したい、というブリーリー、マイヤーズ両教授の情熱に再会するとともに、時代の変遷を強く感じるのがこの下巻の後半部分であろう。

バブル期の日本は市場の効率性をはじめとするファイナンス理論の前提を満たしていなかったため、当時の最先端の知識を身につけた若きMBAたちは、資本コストの計算すら困難な環境に愕然とするしかなかった。その後の金融ビッグバンを経て日本はようやく先進国にふさわしい資本市場を得ることとなり、アメリカに大きく遅れてファイナンス理論研究の本格化を見たわけだが、先駆の人々は、進化したこのカリスマ的名著を日本語で学べる若者たちを幸せだと感じることだろう。

経営の目的が「株主の富の最大化」、すなわち企業価値の向上と株価の上昇にあることが明確になった21世紀の経営環境においては、コーポレート・ファイナンスの知識が経営管理者に不可欠な素養であるのは疑いのないところである。財務戦略抜きに経営戦略が語れない時代に国際競争力の強化をめざす日本企業の重要な経営テーマは、財務の強化と財務プロフェッショナルの育成である。本書は、多くのノーベル賞学者を輩出したファイナンス理論の核となる原則をテーマ別に分けるとともに、その理論から応用までを幅広く網羅している。学生、研究者、実務家、経営者のいずれのニーズにも対応し得る比類なき傑書といえるだろう。(徳崎 進) --このテキストは、絶版本またはこのタイトルには設定されていない版型に関連付けられています。

商品の説明

コーポレート・ファイナンス 上
現在、日本の大学の法学部で、財務や金融の実務と理論をどれくらい教えているのだろうか。経済学部ではいかがか。

民法の講義で、消費貸借や土地に抵当権を設定することくらいは習ったが、純現在価値(NPV)、リスクや資本コストなど全く知らずに一流金融機関へ就職し、不良債権の処理に四苦八苦している人や、過剰な設備投資の後始末に、かつての右肩上がりの日本経済を懐かしんでいる人も多いはずだ。

本書は、英米の著名ビジネススクールで最もよく使われている教科書の1つである。初版は既に1980年代初めからハーバードロースクールの授業でも使用され、100人を超える学生が本書でNPVやモディリアニ・ミラー理論、資本資産価格モデル(CAPM)などを勉強し、一流法律事務所や金融機関、米証券取引委員会(SEC)などに就職していった。

本書は既に中国語、フランス語、イタリア語、ポルトガル語、スペイン語そしてロシア語をはじめとする旧共産圏諸国語にも翻訳出版され、インドでは英語版の廉価本が出版されている。

本書は、ファイナンスの基本から最新のリアルオプションまでを網羅して、著者の経済理論に対する深い造詣と実務の知識が随所に反映されている名著である。ハウツーものの財務本は我が国でも数多く登場しているが、高度なファイナンス理論をわかりやすく、かつ多くの事例を様々な角度から、これでもかというほど盛り込んでいる著書はなかなか見当たらない。

著者が控えめに述べているところでも、本書で学んだ教え子たちからビリオネアーが数多く生まれている。上下で1000ページを超える、この本を学ぶ気力と根気、いわば知的アニマルスピリットがあれば、得られるリターンは非常に大きいであろう。また、通読しなくとも下巻の用語集や整理された索引は、ファイナンスのバイブルとしても最適である。実際、日米両国で成功を収めたある企業経営者の方も、本書を財務戦略の参考書として傍らに置いているそうだ。

サミュエルソンの『経済学』を都留重人氏が翻訳して、我が国の近代経済学への一般の理解は急速に広がった。この翻訳書も我が国で「ファイナンス事始め」になるであろう。本書レベルのものが、大学の授業や実務で使用され、企業の活性化や個人金融資産の価値向上に結びつく日を期待したい。

蛇足だが、大型プロジェクトのリスクや税金のコスト意識が希薄と言われる公務員にも資本主義の何たるかを知り、行政運営の技術的向上を図るために本書を一読されることを勧めたい。

(財務省理財局次長 竹内 洋)
(日経ビジネス 2002/06/10 Copyright2001 日経BP企画..All rights reserved.)


登録情報

  • 単行本: 620ページ
  • 出版社: 日経BP社; 第6版 (2002/3/14)
  • ISBN-10: 4822242498
  • ISBN-13: 978-4822242497
  • 発売日: 2002/3/14
  • 商品の寸法: 22 x 15 x 4.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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45 人中、43人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 間違いなく良書です, 2002/5/1
レビュー対象商品: コーポレート・ファイナンス 第6版 <上> (単行本)
私がMBAコースで学んでいた時代の教科書。今でも職場で常時使っています。

この本が類書(といっても邦訳されてるのはこれくらいだけど)と違うのは、理論の説明に加えて、現実のケースをふんだんに取り入れている点。理論の説明もわかりやすいですし、レベルは落としていない。たとえばこの本を完璧に読みこなした人と、現場のアイ・バンカーとの差は、理論的な面ではなく、実務的な嗅覚だけです(それがもちろん大きいのですが・・・)。
本の分厚さに辟易する人がいるかもしれませんが、米国の教科書は、分厚いけどわかりやすい、というのが売り。説明がくどいくらいなので、行間を読まなくてはいけない日本の教科書と違い、すらすらと読み進められます。

ただ邦訳板をばらばらめくってみた感じでは、原書のなめらかさが失われている感じ。この本に限らず、教科書で使われている英語は極めて平易なので、原書を買われるのも一考かもしれません。こう書くと嫌味に聞こえるかもしれませんが、一度原書を手に取ってみてください。ある程度の英語力のある人ならすらすら読めるはずですし、専門用語はむしろ英語で覚えていた方が現場では使えます。

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59 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 Best Text on Corporate Finance!, 2001/4/30
コーポレート・ファイナンスにおける最もわかりやすく、内容が濃く、かつ権威ある学部、MBA向けのテキスト。ファイナンスに関する様々な論文や専門書の参考文献として本書は取り上げられているようである。学部、MBA向けのテキストとしては異例である。

コーポレート・ファイナンスを勉強する際に、日本あるいは米国MBAの本をいくつにも目を通したが、結局これに落ち着いた。コーポレート・ファイナンスにおける基本定理である、モジリアーニ=ミラーの定理(通称MM定理)については、他書ではどうもうまく理解できなかったが、本書では実にうまく、かつ簡潔に説明している。これがきっかけでこのテキストにのめりこんだ。

数学を使わず、うまく言葉で論理展開をしているので、本質をつかみやすい。

また、このテキストでは、ラストに、コーポレート・ファイナンスの分野において、現在「わかっていること」「わかっていないこと」が整理されており、コーポレート・ファイナンスの世界の現在を理解するのにも役立つ。こういった整理は他のテキストではしていない。

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23 人中、19人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 翻訳がもう少し楽しければ……でもいい本。, 2002/3/18
By 
h.yamagata (世界各地) - レビューをすべて見る
(殿堂入りレビュアー)   
レビュー対象商品: コーポレート・ファイナンス 第6版 <上> (単行本)
よい本であるのは確かだし、各地のMBA教科書の定番。ぼくもこれで勉強しました。内容的には、この一冊(というか上下二冊)で足りない内容は、よほどの投資銀行とか専門的なところで働くのでもないかぎりないでしょう。

ただ「ときにはユーモアを交えた分かりやすい表現で説明されている。」と監訳者の弁にありますが、翻訳はそれをうまく出すには至っておりません。これは残念なところではあります。特にまちがったところはないようではありますが。

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