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コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液 (中公新書)
 
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コーヒーが廻り世界史が廻る―近代市民社会の黒い血液 (中公新書) [新書]

臼井 隆一郎
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

東アフリカ原産の豆を原料とし、イスラームの宗教的観念を背景に誕生したコーヒーは、近東にコーヒーの家を作り出す。ロンドンに渡りコーヒー・ハウスとなって近代市民社会の諸制度を準備し、パリではフランス革命に立ち合あい、「自由・平等・博愛」を謳い上げる。その一方、植民地での搾取と人種差別にかかわり、のちにドイツで市民社会の鬼っ子ファシズムを生むに至る。コーヒーという商品の歴史を、現代文明のひとつの寓話として叙述する。

登録情報

  • 新書: 237ページ
  • 出版社: 中央公論社 (1992/10)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4121010957
  • ISBN-13: 978-4121010957
  • 発売日: 1992/10
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (14件のカスタマーレビュー)
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14 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
イスラムの神秘主義者たちに修行上のツールとして愛飲されたコーヒーは、やがて陸路と海路を通じヨーロッパへ到達する。そして大航海時代を迎え、列強諸国は貿易と植民地支配に明け暮れ、市民の討論の場としてのコーヒー・ハウスが登場し…と中世以降の世界史とコーヒーの普及史は不可分であることをわかりやすく証明した一冊です。コーヒー好きにはもちろん、興味のない方にもお勧めできる、モノから見る歴史書と言えます。
このレビューは参考になりましたか?
20 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By とし
形式:新書
世界商品としてのコーヒーがどのように歴史に関わり、世界を掻き混ぜてきたのかを読みたかったのですが、歴史を語る添え物としてコーヒーを使っているだけのような印象で、そのダイナミックさが読み取れず物足りなかったです。世界史についての記述も、貧書生さんが書かれているように、ユーモアのある語り口が時折、記述を説得力のないものにしていて、繋がりなども分かりにくく、ヨーロッパ史に詳しくない者からすると、少し混乱するように思いました。軽い読み口が好みの方にはいいでしょうが、積極的に世界史に絡むコーヒーを説明している、信頼できる本をお探しでしたら、他の書物を読まれることをお薦めします。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
 本書のはじまりはスーフィズム(イスラーム神秘主義)、コーヒーなる奇怪な媚薬の起源を
たどってみると、それはやがて人種や宗教の絡み合った世界史のカオスへと流れ着く。
 例えば、近代市民革命の舞台装置としての公的空間はコーヒーの介在なしでは
成り立ちえなかった? 例えば、ドイツをアフリカ植民地政策へと駆り立てたのは
コーヒーへの果てなき熱意だった?
 黒き混濁の向こうを透かしてみれば、その果てに広がっていたのは
あまりに象徴的な世界史をめぐる「寓話」だった…

 他のレビューによって既に散々指摘がなされている通り、本書は必ずしも膨大な史料や
重厚な考察のもとでコーヒーと世界史の関わりを概説する、などという一冊ではない。
 一歩間違えると、プランテーションのはじまりはコーヒー、などという紛らわしい誤読の
可能性もあってしまうわけで、その点軽率と言えば軽率なのかもしれない。
全体に奇を衒っただけの一冊、と看做される方もおそらくはあろうかと思われる。
 ただし、コーヒーをめぐる非常に肩の力の抜けた史的エッセイとして読めば、
それ相応には楽しめるだろう一冊、もちろん力作には違いないのだけれど。
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最近のカスタマーレビュー
お気に入りの喫茶店で,コーヒーを飲みながら,こんな本を読むのはいかが?
コーヒーが好きです。
実家は,コーヒー屋さんです。

コーヒーの取引を巡る歴史物語。... 続きを読む
投稿日: 4か月前 投稿者: Cafe Red Sky
手元に世界史と古地図をおいて読まねばよくわからない
面白かった点
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コーヒーを軸に描かれるグローバルヒストリー
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イスラムからヨーロッパへ、そしてそれぞれの国で
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