85 人中、72人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
アニメらしいケレンミたっぷりの良作, 2007/1/7
レビュー対象商品: コードギアス 反逆のルルーシュ 1 [DVD] (DVD)
舞台は学園、キャラクターデザインにCLAMP、エンディング曲にALI PROJECTと
ある特定層へのウケを狙った、と悪い意味で捉えられる恐れがあるかもしれません。
ところが、脚本、作画、音楽いずれもよく、各話毎に張られた伏線、テンポ良く進む
ストーリーと音楽は、先に書いたような安易なウケ狙いとは全く別のものです。
また、ナイトメアと呼ばれる戦闘ロボットは、非常に地味なデザインですが、動きは
良く練られていて、戦闘シーンは屈指の出来です。
派手なデザインの白き騎士(ランスロット)は主役機かと思えば、敵役だったりする
ところがこのアニメの面白いところでしょう。
昨今の色味を抑えて、らしくみせようとするのとは正反対に、アニメはアニメらしく
ケレンミで勝負、の良作だと思います。
65 人中、54人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
最強の布陣のエンタメ作品, 2007/1/18
レビュー対象商品: コードギアス 反逆のルルーシュ 1 [DVD] (DVD)
ピカレスク、テロ、超能力、ロボット、学園、妹属性、黒仮面、生徒会、復讐劇、円卓の騎士、喪男…etc。
この作品は非常に多様な要素で構成されています。放映開始時は反米というレッテルを貼られ巷で強く取り上げられて
いましたが、見進めると、実は反米を彷彿とさせる設定も物語を盛り上げるための一つのエッセンスでしかないことが
分かります。エヴァなどがアニメに哲学、宗教、錬金術などのオカルト知識を持ち込み、演出面でも非常に斬新な表現の
作品として受け入れられたことと比べると、コードギアスに斬新さはあまりありません。むしろ逆です。既存のエンター
テイメント要素を極限までにうまく消化・構成し、面白いものを作ろうという気概を感じます。そして、見事に成功して
います。ことあるごとに行われる知略戦や、他の作品では1クールに1度しかないようなどんでん返しが毎週のように
繰り広げられ、ストーリーは驚くまでの盛り上がりをみせます。また、同じピカレスク物でも主人公の一元論で話が進む
がために世界観としては破綻していたデスノートとは違い、スザクとゼロを互いの主張・信念の不健全性を証明する関係
とし、世界を相対的に見せている所も素晴らしい。この作品がいかに周到に練りこまれているかを証明しています。
既存作品の寄せ集めという否定的な捉え方もあるようですが、個人的には「よくぞここまで纏め上げた!」という
驚嘆の方が強いです。近年のアニメ作品の中でも屈指の傑作です。
賛否あれど、こんなにも人を饒舌にさせる作品は久々ではないでしょうか。まさしくエンターテイメントの鏡のような作品です。
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5つ星のうち 5.0
戦うのには理由がある, 2007/1/6
レビュー対象商品: コードギアス 反逆のルルーシュ 1 [DVD] (DVD)
久々に心を揺るがされたアニメ作品です。最近見た中ではウルフズレイン以来でしょうか。
それぞれのキャラクターが確個たる信念を持ち、特に主人公のルルーシュに於いては強烈な目的と意志(時には揺らぐこともあるが、それがまた人間味として惹きつけられる要素)を備え、強い求心力となってストーリーを引っ張っていく。
大まかに表現すれば、いわゆる青春群像劇です。
最大の魅力はキャラの造形(CLAMPのキャラデザのみならず、むしろ内面)にあり、
メカも出てきますがガンダムの様にメカありきの作品ではなく、局面を盛り上げるためだけの登場に抑えられており、無意味に出て来ないのが良いです。