私小説風エッセイと言うかエッセイ風私小説と言うか。と言う感じの本書。
フィクション/ノンフィクションの配合割合はどのくらいなのでしょう??
勝手ながら8:2と仮定すると、さすが北方先生!おモテになりますね!MMKですね!!
しかし!ただのモテ自慢本で終わらせないのが北方謙三のアームだと思います。主人公(北方氏本人?)の年齢から来るのでしょうが、知人の葬儀・余命幾許の友人の見舞い等、人生の後半に必ず訪れるであろう悲哀の数々も散りばめられており、そういう意味でも男の人生の『コース』にはしっかりと乗ってらっしゃる。と言う気がします。『コースアゲイン』と言うタイトルは男の照れ隠しなのでしょうね。
それにしても、小説家と言うのは自己の作品の登場人物と混同されてしまうことがあるのですね!?正直驚きました。ただ、それも北方氏の小説のジャンルがそうさせるのでしょう。時代小説や歴史小説の作者ではそうそう出くわさないような話だと思います。
柴田錬三郎が南無八幡の佐治と混同される。なんてことは無いですもんね。