このゲームは、事故によって家族と離れ離れになってしまい、たった一人異星で生活しながら兄弟を探し、
大怪我をした両親を助けるために頑張る少年の物語です。
最初は右も左も分からない新しい環境で少しずつ色んなことを学び、
友達を作り、仕事を覚え、喜んだり悲しんだりしながら、成長していくところを見ると、
まるで子供を見守る親のような気持ちになります。
オプーナ達の見た目は最初こそ違和感があるかもしれませんが、
健気に頑張っているところを見ているととても愛着が湧いてきます。
ゲームとしてはまず視界が悪い場面があることは確かに問題です。改良の余地ありと感じました。
しかしマップの複雑さに関しては受け取り方次第だと思います。
ライフスタイルRPGと銘打っている以上、初めは迷って道を覚えるというのも理にかなっているのではないでしょうか。
知らない場所で仕事をするとき、あちこち迷うのは当然ですよね?
無意味に複雑にしてあるわけではなく、納得できる建築構造ですし、最低限の案内はしてもらえます。
「ゲーム的に便利な親切設計」を無条件に好むユーザーも少なからずいらっしゃるとは思いますが、
世界観を楽しむ、自分で冒険する、という意味では当然の仕様であると感じました。
とにかく丁寧に作りこまれてはいるのですが、その開発思想から、人を選ぶゲームだと感じました。
ですが、素直な気持ちで遊べば、きっと頑張る子供達からエネルギーをもらえるでしょう。
「元気の出る物語を作りたい」というスタッフの方々の気持ちが伝わってくる、とても清々しい作品です。