都市が開発によって拡散すると、インフラ整備に膨大な金がかかる。そのうえ、青森市のような豪雪地帯では道路の延長にともなって序説費用も増大する(年間30億円以上が失われる)。
青森市は都市計画マスタープランにコンパクトシティ構想をとりいれ(1999年)、中心市街地活性化に取り組んできた。
本書はコンパクトシティの一般的理念と、青森市の取り組み状況を「コンパクト」に紹介している。
実際の青森市にコンパクトシティの理念が効果的に反映されているだろうか。ちょっと疑問が残る。
よくまとまっているが、「オープンスペース(170ページ)」、「TMO(115ページ)」という専門用語が唐突にあらわれ、何の説明もない。編集者の目配りが足りない。