出版社/著者からの内容紹介
2003年問題といわれるように、東京都心部では竣工する大型開発ビルにより、オフィスの供給過剰が指摘されており、中小あるいは古くなったビルでは空室が目立ち、地域の空洞化、スラム化が心配されています。これを解決するには、建て直し、リニュアールのほか、海外で見られるコンバージュンという手法があります。用途変更を行うことです。オフィスビルを集合住宅に、ホテルを病院にという具合に、設備を増設し、内装を一新するものです。本書は、海外でのコンバージョンによる都市再生の事例、個々のコンバージョン事例を紹介するとともに、わが国に導入するにあたっての課題を提示し、不動産ビジネスとしての確立、新たな建設需要の可能性を探るものです。
内容(「MARC」データベースより)
「コンバージョン」とは建物の用途を変更することを称し、日本語では「転用」、「用途変更」という語が該当する。海外都市のコンバージョン事例や日本におけるコンバージョンの可能性などについてまとめる。
著者について
建物のコンバージョンによる都市空間有効活用技術研究会(代表=松村秀一・東京大学大学院工学系研究科建築学専攻助教授)は、日本建築学会建築計画委員会オープンビルディングの産業化小委員会のメンバーが中心となって結成された研究会。国内の産官学界からの参加者に海外からの共同研究者を加え、合計約30名で研究活動を続けている。この研究活動に対しては、文部科学省より産官学連携イノベーション創出事業費補助金が交付されている。