まずはアニメ業界の大ヒット作「宇宙戦艦ヤマト」や「キャンディ・キャンディ」の著作者認定を巡って繰り広げられた裁判の例を示す。一般の目からは、キャラクターを描いた漫画家が有利と見られがちだが、裁判所はプロデューサーや原作者に同等の権利を認めた。著者は、一見単純に見えるこうした事例でも争いが起きるのだから、作品を加工して行った2次使用やパロディー、インターネット上に市民が匿名で書き込んだ文書などのケースは一筋縄ではいかないと注意を促す。著作物が国境を越えた場合の対処はさらに難しいと言い、例として日米での法の違いを示しつつ、契約時に取り交わすべき事項などを助言する。
(日経ビジネス 2005/10/24 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
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