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16 人中、16人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
縁の下の力持ち,
By James "n" (大阪府堺市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった (単行本)
とかく「物流」というのは地味な存在だ。食品、電気製品、衣料品、医薬品、家具調度品、などなど。 とかく世の中に出回っているもので物流のお世話になっていないものはない。 そもそも私たち消費者がアマゾンドットコムに注文した書籍やDVDを受け取る時でさえ「物流」を意識することはほとんどない。 注文した商品がいつ手元に届くのか配達のお兄さんや郵便ポストだけが気になるくらいではないだろうか。 それほど地味な存在だが、「水道」「電気」「ガス」「公共交通」と同じぐらい大切な社会基盤なのだ。 その中でも「コンテナ」の存在は重要だ。 これまでも、そんなこと分かってはいたのだが、なんといっても地味な物流アイテムとして存在しているため、ほとんど気にも留めていなかった。 しかし本書を読んでみると、第2次世界大戦後にコンテナがもたらした人々への恩恵は計り知れないことが分かるのだ。 そして、そのコンテナ運送のシステムを生み出したのが官の力ではなく、民の力であったことを知るに及び、驚きをさらに大きくするのだった。 関西で生まれ育った私には、できたばかりの阪神高速道路神戸線から眺められた無数の艀が、いつの間にか消えてしまった時期と、本書に記されていたコンテナ普及の歴史とピッタリと符合して面白かったし、街中を走る「EVERGREEN」と書かれた緑色の海上コンテナがなんであるのか謎が解けて、これまた面白かった。 コンテナという地味な存在にスポットライトを当てた「物流歴史本」。 非常に面白いし、ためになる一冊だった。 ただひとつ欠点を上げるなら、価格がちと高い、ということろだろうか(笑)。
9 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
貿易に関わる方必読書,
By セイシ (東京都練馬区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった (単行本)
貿易の仕事をし始めて420日ほどたつが、この一冊ほど勉強になった本はない。特殊な貨物以外の殆どがコンテナに詰まれて輸送される世の中。あまりに多すぎる数に 実務に忙殺される。 この本は陸運業者・船会社・乙仲etc...が何を考えてビジネスをしているのか そにて何が重要視されているのかが明瞭に理解する事ができる。そしてこの業界に 携わるものなら、マルコムのような人物がいて、非常に保守的な運輸業界に 革命をもたらしたという事実は忘れてはいけない。 またそうしてゆかなくてはいけない。自己啓発にはもってこいの本だと思います。
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
今読まないといけない内容,
By キタヤマ (奈良) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: コンテナ物語―世界を変えたのは「箱」の発明だった (単行本)
アメリカの元気な時代を反映するかのような企業化精神と、モノをばんばん輸送すれば良いという、20世紀末から現在にかけての一つの世界の流れを描いている。日本も港湾の面で、中国などアジアの中での地位を落としている中で今後どうなっていくのか、環境問題を考えれば今後どのようなことが可能なのか、北海航路などは今後どうなるかなど、色々考える時に、今のこの仕組みをどういうふうに変えることが出来るのか考えながら、若い人にも読んでもらいたい。
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