1980年に科学ドキュメンタリー『コスモス』を制作中に、
平行して執筆していたというだけに、両者は姉妹作といっていいほど。
映画とはいえ、セーガン博士が実際に体験した出来事
(予算獲得のためのやり取りetc.)も織り込まれているので、
まるで現実に起きたような錯覚さえ覚えてしまうほどです。
特に『コスモス』をご覧になった方なら、
「あっ、この台詞はあのシーンで使っていたセリフだ!」という場面が多く出てきます。
演出の面では、映画監督冥利に尽きる(LDのゼメキス監督の解説より)という、
ジョディ・フォスターの迫真の演技によるカメラの長回し。
そしてオスカーを取ってもおかしくないほどの演技。見ているこちらが引き込まれてしまいます。
役者にとって、セリフをしゃべっているときに瞬きするのは御法度!
そこに注目しながら見ると、以下に彼女が名女優であるかがわかろうものです。
原作と映画作品では多少の違いはある物の、
共にリアルであることには代わりはありません。
原作、初日のロードショー、LD、CD、リバイヴァルと見てきましたが、
とうとう特典映像の違うDVDも購入しました。
いくつあっても足りないぐらいです。
最後にクレジットされる“for Carl”には涙が止まりませんでした。
『コスモス』もお薦めです。