アメコミ「ヘルブレイザー」の実写映画化です。主役コンスタンティン役には「マトリックス」シリーズでお馴染キアヌ・リーブス。ネオとはまるで正反対のキャラを演じきっています。タバコを吸うシーンや相手に向かい自分の名を告げるシーンなんか真似したくなるほどかっこよく、むしろネオ以上のはまり役と言っても過言ではありません。
他のキャストもなかなかの個性派が揃っています。現実的ゆえ己の力を信じようとはしない姉と、敬虔なクリスチャンで序盤で非業な死を迎える妹二人を演じたアカデミー女優のレイチェル・ワイズ。男とも女とも思えるなんとも言えない異様な雰囲気を出しているハーフ・ブリードのガブリエルを演じたこちらもアカデミー女優のティルダ・スウィントン。シャイア・ラブーフやジャイモン・ハンスウもそれぞれの役を演じきっています。そして終盤に少し登場するピーター・ストーメアが演じるルシファーはサタンそのものです。
作風は宗教物で多少物静かな部分がありますが、そこにジョンの捻くれて自己中心的な性格とのギャップがまたいい味が出ています。「ゴッド・アーミー/悪の天使」(2009年3月についに日本版発売!!)などを思い出す方もいらっしゃいますと思いますが、宗教物が好きな人は気に入ると思いますよ。