コンサル日記というタイトルから想像されるように、結構あっさりした内容。つまりどんどん展開が深まっていって最後には大団円が待っている……みたいな感じではないのだが、それでいて、こまかな事件がテンポよく起きて、一気に読まされる。いい意味でマンガ的というか。コンサルの仕事のことも、面倒な説明などは一切なく、それでいてコンサルというのがどういう仕事なのかということは見えてくる。また、オセロやらサッカーの話やら、一見どうでもよさそうなエピソードがきれいにテーマに噛んでいたりして、なかなか痛快。仕事で出てくるさまざまな成功や挫折・失敗などから導き出される人生観や仕事観などのシンプルなメッセージも感じがいい。装丁やタイトルのこのさらっとした感じの見かけで興味を持った人なら、十分その程度の興味は満たせる(というか、結構おもしろいなこれ、と思うのでは)と思うのでオススメ。