職業上、難関大学・中堅大学英語入試問題の解法を講義しています。英語長文を利用する問題は論文・時事雑誌や新聞等の記事で構成される傾向が高まっています。これは日本の大学が国内で優劣を競い合う時代から、海外の大学との競い合いの中で生き残るために入学時より授業で英語のテキストを利用し、卒業時まで学生が自分の専門科目を日本語と英語の両方で理解し発信できることを目標とする大学が増えているようです。そのため文理問わず入学時より、一般教養・専門科目の授業で英語のテキストを利用する大学が増えています。入試問題は大学の「メッセージ」であり、英語ならば「決められた時間の中でこれだけの英文を読み、出題の核心を捉えることができる学生を求めてます」というアピールなのです。この単語集の売りはコロケーションです。単語をぶつ切りで覚えるのではなく、よく使われる単語同士のセットで覚えましょう、なのです。そしてこの会社のコーパスは信頼度が高いです。コーパスは流行語にもなりましたが、各会社が独自のコーパスを持っており、一口にコーパスと言っても言語データベースは異なります。ここの会社は英語だけではなく日本語のコーパスも大規模ですので、例文の日本語がよい、すなわち英作文や和訳にも役立つと考えられます。この単語集が出版されすぐに購入し約2ヶ月使用しながら、大学入試問題・英字新聞・英語時事雑誌やHPに対応できるか確認をしてみました。この単語集をしっかりと自分のものにすれば、英文の核心を捉える、すなわち正確に速読力がアップできると思います。「(基本)動詞+前置詞」の選集は優れものです。センター試験も近年は私大問題傾向(前置詞・抽象的表現)のにおいがしますよね。この単語集は大学入試問題だけではなく、大学入学後にも、そしてTIME等をさらりと読むためにも使える単語集のようです。