John Coltrane(tenor sax, soprano sax), McCoy Tyner(piano), Steve Davis(bass),
Elvin Jones(drums)
もう[3]の「Liberia」が最高のエクスタシーだね。トレーンの芯が一本通っていて、もう
永続というのか陸続というのか、ずーっと連なってるトーンが何とも刺激的。
エルヴィンのドラミングはとにかくグルーヴィー。そして曲を加速させ大きく展開させて
いくマッコイのタッチもブリリアントだね。この曲は本当にカッコいい。
全体に亘ってトレーン独特のブロウで脳はドライヴしまくりだが、本当にいいのはエルヴィン
のドラミングだ。もう異常なほどに手数が多いんだが、じっくり聞けば本当に無駄なものが
ひとつもない。そこが彼の凄い所なんだが、あんま理屈じゃないんで、どう表現したらいいか
がわからないが、昔どっかの評論家がこう語っていたが(名前がどうしても思い出せない)、
「エルヴィンのドラムはよく歌うから好きだ」。そうだ、そうなんだよ。ドラムが歌ってる
んだよ。うん。
後、全体通して異彩を放ってるのが、[2]の「Central Park West」だが、ここではトレーンが
テナーからソプラノに持ち替えて、柔らかくてにじみるでるような優しい音色を聴かせてくれます。
ほっと心が安らぐね。マッコイのクリアで気品に満ちた響きがまた綺麗だ。
選曲、演奏、ジャケットを眺める楽しさも合わせての秀作です。オススメ。