続きを楽しみに読んでいる連載のひとつ。少女小説や少女マンガのエッセンスをたっぷり詰め込んで、いろいろな作品へのオマージュが散りばめてある。その上で、女性の自立や意志の力をテーマにしている。
画面を見ていると、古き良き時代の少女マンガの記憶がよみがえる。レースやリボンやドレスの絵を見て、可愛いなあと思う作品が今もあることがうれしい。しかもたくさんの登場人物が様々な人生を歩んでいく様子を、じっくり描き出す力はたいしたものだと思う。
ところが時々ぱっくりと、足元に暗闇が現れる。あまりそちら方向へ行って欲しくないと思ったりする。小さい子が読んでも楽しめる作品は貴重なので、ある程度オブラートに包んでもいいかもと思う。
常識を説く大人のいない世界だから主人公が強くならなくちゃいけないのかもしれないけれど、クリスティンにはもう少し甘やかしてくれる人が必要じゃないかな。(同じように未熟な青年たちではなく)