育ての父を亡くしたクリスは、
厳しい校長が支配する寄宿学校へ入学させられた。
けれど少女たちは校長の目をあざむき、従順な素振りの下で
自分たちの知性や生きるための力を磨いていた。
そして特別生のジェシカが卒業し、
クリスは最上級生となり特別生に選ばれた。
エドワード朝の初めの、少女たちの物語。
ジェシカさんの卒業、そして婚約。
外の力を得たジェシカさんと、残されたクリスたちは「仲間」として
校長への反逆の計画を静かに進めます。
彼女たちの凛とした態度と強さは、ひきこまれます。
そしてクリスを守る背中に片翼を持つ男性たち、
画家のラファエルの秘められた過去や
隻眼のミスター・バードの新たな形での関係の芽生えも驚きの連続で
クリスという少女とその周囲の人々の物語に魅入られました。
一般的な少女マンガの展開とは異なりますが、読み応えのある素敵なお話です。