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トマス・ペインの『コモン・センス』。君主政と世襲など「旧世界の悪弊」を徹底的に批判し、共和政とイギリスからの分離独立を主張した。当時、約250万人と推計される人口のうち、発売3ヶ月で12万部に達し、最終的には50万部が売れたと推定されている。それまで、地方雑誌の編集に携わっていた程度の無名の人間が、一気に歴史の表舞台に登場した。
戦争初期においては、独立を支持する愛国派(Patriots)と本国に忠誠を誓う忠誠派(Loyalist)やその中間派と勢力が拮抗していた。しかし、ペインのパンフレット以後は、一気に世論は独立に傾く。それほどすごい書物である。
「コモン・センス」は、現代の私たちにとっても!、十分に読み応えのある内容になっている。不朽の名著であり、知られざるアメリカ独立への記念碑である。
そして、アメリカ独立宣言から200年以上の歳月を経た現在、未だに日本は、実質的にアメリカからの独立を果たしていない。「今こそ決起せよ!」 私たちがペインの思想から学ぶべき点は多い。
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