コールド・リーディングで有名な著者の処女作の文庫化です。最近ではNLPやM・H・エリクソンの催眠も広く知られるところとなりましたが、それもこの本から始まったといっても過言ではないと思います。私の周辺にもこの本をきっかけとしてNLPを勉強し始めた人が何人もいます。しかしやはりこの本ほど適確に分かりやすく解説されているものはありません。改めて読んでみて、そのすごさを感じます。
最終章は、著者の近著『ダメな自分を救う本』の原型とも言え、この処女作にその後の著作の萌芽が読んで取れます。
オリジナル版との違いですが、例文などが書き改められており、より理解しやすいものになっています。また、巻末に追記として10ページほどの文章が加えられています。一番最後に書かれた「最後のメッセージ」という部分は、著者のこの本に対する本心が垣間見れます。