コミック版 ドラッカーと会計の話をしよう
あらすじ
脱サラをしてレストランを経営していた主人公が、そのレストランの経営権を手放そうとしていた矢先にある老人に出会う。そこで、ドラッカーの考え方を教えてもらいながら、自分の行ってきたレストランビジネスについて再び考えなおすという物語です。
私の思う良かったところ
1、 マンガなので読み切ることができる
2、 物語を読み進めながら、本を置いて考えながら読むことができる
3、 ドラッカーの考え方を会計の部分から読み解くことができる
1つ目は、「読み切ることができる」というのは、本を読むにあたり自分の中でもひとつの通過点です。マンガという手法から、物語がイメージしやすく、話に引き込まれていくことができます。ちなみに、活字のみの本もあるためマンガは嫌だという方にも同じ内容のものを手に入れることはできます。
2つ目は、「本を置いて考えながら読むことができる」というのは、各章ごとで主人公がいったん考える場面があります。もちろん、章が変わることでテーマも変わるのですが、物語に熱中していても、一呼吸おいて自分の考えを整理することができます。
3つ目は、「ドラッカーの考え方を会計の部分から読み解くことができる」。本の中でも、主人公もドラッカーを「マネジメントにおける功労者」として知ってはいても、会計について論じていることは知らないという設定でした。特に、私が印象的だったのは、コストについての話でした。「コストとは何か?」この問いかけが自分には足りなかったと気づくいいきっかけとなりました。
以上の理由から、
・ドラッカーをまだ読んでないが、読んでみたい方
・会計に携わっていて、ドラッカーの会計理論を知りたい方
・マンガが好きだけど、さらに何か知識を得たいという欲張りな方
におススメの本だと思います。
最後に、心に一番残った質問がありました。ドラッカーの本では、とても重要視されている質問だと思います。
「顧客とは何か?」
これは今も私自身、ずっと考え続けている問いかけです。