正直初めて聴いた印象は、「すごくポップになってしまった」
1stで感じたどことなく手作り感のある「隙」のようなものが薄まって、どこにでもある音楽のように聴こえる、と思ったのを憶えています。
それは聴き込むまでの、ほんの少しの間のこと。バンド名の如く、聴くほどに、本当に毒性が強い。
前作の良さに縛られがちな私の脳を醒ました曲は#05「DAMN YOU LOOK GOOD AND I'M DRUNK」と#07「SMILE FOR THE PAPARAZZI」
強烈な「S-c-a-n-d-a-l-o-u-s」のスペルコールで始まる#05のカッコよさは格別。絶妙なリズムの取り方でイントロからギターとクラッピングで誘う#07は鳥肌モノで、サビ後にブレイクするコンピューターサウンドのうねりとか最高にクール。この2曲が個人的にハイライトです。
他には聴いてて文句なくノレるメジャーチューン#02「GUILTY PLEASURE」、イントロのギターが何となくR.E.Mの「BANG AND BLAME」を思い出した(全然似てない曲ですが)#09「PROSTITUTION IS THE WORLD'S OLDEST PROFESSION」が好きです。
エンディング曲、短いながら浮遊感漂う切ないメロディが締めにふさわしい。
次の作品を楽しみに待てるバンドです。