主人公杉原爽香も一児の母、37歳です。
相変わらず、身の回りは家族の事、仕事の事、そして飛び込んでくる事件と大忙しです。
それにしても、このシリーズは巻を追うごとに男女の愛憎劇の要素が多くなってきた様な気がします。
それは、取りも直さず、現実社会の殺伐とした社会状況を映しているのかも知れません。
今回も、何組かのそうしたカップルが登場しますし、かつてのカップルもいろいろと問題を抱えつつ、新たな展開を見せてきます。
家族の問題も大きな要素を占めていますが、今回は子どもに対して盲目的な愛情を注ぎ、かえって子どもを駄目にしてしまう母親が二人登場します。
このシリーズを読んでいると、本当に社会の変化がそのまま反映している様で、毎回楽しみにしています。