内容は、わかりやすいストーリー仕立てで、サクッと深く考える事なく読めます
会計はだまし絵だ
当たり前の事を当たり前のようにシリーズを通して解説しています
ですが、やはりコンサルタントの視点で、解説してあるので、当たり前のようにリストラ、解雇、工場閉鎖という単語がよく出ます。
小ロット短納期は、確かに儲かるのですが、それを行うためには、長年に渡る従業員教育、腕の良い職人を尊敬する社風、間接業務の者が全て高給でない体制等のまさに経営者の理念、行動が必要になります。
全ての製造業の会社が、元京セラ会長稲盛和夫氏の教える
「製造が経営の主体となるようにする」を実践しているとは、思えません。
つまりは、ほとんどの会社では実践不可能な理屈という事も頭の片隅に置いてから読むと、楽しいのではないでしょうか
そういう意味では、なぜか売れている「蟹工船」の環境は、究極の低コスト短納期小ロット生産の現場と言えるのでは
この本を読んで、迂闊にも経営者に「不況に勝つには工場の小ロット短納期生産だ」なんて提案すると、あなたの会社にもプチ蟹工船が発生するかも