ストーリー自体はパワポケの面白さが出ていて満点です。
野球少年らしい直向な主人公と彼の行く手を阻む数々の障害やライバル達。
彼を補佐してくれる個性豊かなチームメイト達。
パワポケの醍醐味である物語の深さ、そして突き詰めていけば分かる子供向けとは思えないほど切なく真っ黒なストーリー展開。
欠点は難易度の高さ。
人数が集まらない、試合で負けると即ゲームオーバー、それでいて天国ゲージにも気を使わなきゃならない。
他のパワポケシリーズは大会やらクライマックスシリーズで無い限り、相手が負けた状態やこちらのランナー有りで始まったり、負けてもチャンスが残っている事が多いのですが、ダッシュは同点だったりこちらが負けていたりすることが多く、負けると即ゲームオーバーな試合ばかりです。
そしてカード野球が恐ろしく難解。
一発勝負で打者が一人アウトになるし、相手の投球のコース・カード力・球種を常に読んで考え尚且つ目押しでルーレットを止めないとならない。特殊能力の発動も考えなくてはならない。
よく分からないうちは投打共に運だけのゲームになってしまいます。
しかもそれを知らずに甘い球を投げようものならCPUはすぐにスタンドにホームランボールを放り込む始末。
今回もゲームオーバーやリセット回数5回でファイルが消えるのですが、これが少なく感じてしまうほどです。
おそらく難しいゲームに慣れていない人はすぐに売却するはずです。
パワポケの秀逸なストーリーを楽しみたい人、最低10回はデータが消去されてもあきらめない粘り強い人、アクション野球が簡単すぎるという人にオススメです。