スポーツゲームというのはプレーヤーの腕が最も反映し、かつ現実との比較があるので、バランス設定が難しいのはわかります。でもこのゲームは現実の選手のリアルさを売りにしている以上、やっぱり現実との比較をどうしてもしてしまいます。
見た目は中継を見ているような感覚にまで近づきましたが肝心のゲームとしては相変わらずといった感じです。最近のパワプロもそうですが、ボールの選球眼が異常なくらい良く、めったに振らないし、かといって外いっぱいの球を軽々スタンドに持っていきます。正直一人でやると本当にストレスが溜まるのが感想です。采配もハードスペックがあがってもCPUの思考はまだまだバカの域をでてないなぁと見た目がいいだけに感じてしまいました。
コナミの野球ゲームは歴史が長く、熟練者が多いのでCPUの強さに気を使うのはわかりますが、それを差し引いてもバランスはいまひとつのような気がします。対戦は文句ありませんが。
歴史の積み重ねがあってもCPUの進化はほとんどないのを見るとやっぱり難しいのでしょうか。
個人としてはゲームに野球本来のかけひきの再現を一番に求めているのですが、画像先行でCPUの思考回路の進歩はまだ先のようですね。
それでも「野球ゲーム」の中で見たら多分一番いい部類に入ると思います。現存のなかで選ぶならこの作品だなって感じです。