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我が家にも小学校6年生の息子がいる。
この子が4年生のときのクラスは学級崩壊をし、
保護者の協力で何とか学期末には持ち直したという貴重な経験をさせてもらった。
この作品に出てくる子どもたちの生活や会話、学校風景には、
ものすごくリアリティがある。
いまどきの子どもたちの日常そのものである。
学校と家庭の温度差、頭でっかちで知識はいっぱいでも、
ハートで子どもたちを見ようとはしない担任との心のずれ。
いつしか歯車が少しづつ食い違っていき、
やがて学級崩壊へと進んでいく現実をリアルに描いてくれた。
子どもたちの世界には、情報が溢れていても、
肝心で大切な情報はいつでも子どもたちの心には届いていない。
むじゃきさと無知さが故に、望まない妊娠をしてしまった主人公の女の子。
彼女の天真爛漫な強さと一途さには驚嘆するものの、
この先に待っているであろう数々の軋轢を思うとき、
うんざりするのは私だけではないはずだ。
主人公と彼女の生んだ赤ん坊をどう扱っていくのか・・・
大人と学校と社会が試されるときがやってくる。
うんざりしながらも続きを待ちたい。
今はまだ序章で、作品の評価は今後にかかっていると思う。
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