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コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則
 
 
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コトラーのマーケティング3.0 ソーシャル・メディア時代の新法則 [単行本]

フィリップ・コトラー , ヘルマワン・カルタジャヤ , イワン・セティアワン , 恩藏 直人 , 藤井 清美
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 2,520 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

「消費者志向」はもう古い! マーケティングは「2.0」から「3.0」にバージョンアップした。モノを売り込むだけの「製品中心」が「1.0」。顧客満足をめざす「消費者志向」が「2.0」。では、「3.0」とは何なのか。ツイッター、SNS、ウィキペディアなどソーシャル・メディア上の評判が大きな影響力を持つ時代に、マーケティングは何をめざすべきか。“マーケティングの神様”コトラーによる新時代のマーケティング原論!

出版社からのコメント

「消費者志向」はもう古い! マーケティングは「2.0」から「3.0」にバージョンアップした。モノを売り込むだけの「製品中心」が「1.0」。顧客満足をめざす「消費者志向」が「2.0」。では、「3.0」とは何なのか。ツイッター、ブログ、ソーシャル・ネットワーキング・サイト、ウィキペディアなどソーシャル・メディア上の評判が決定的な影響力を持つ時代に、マーケティングは何をめざすべきか。新興国市場やグリーン市場にはどう取り組むべきか。「マーケティングの神様」コトラーによる新時代のマーケティング原論!

●目次

はじめに

第1部 トレンド

 第1章 マーケティング3.0へようこそ
 第2章 マーケティング3.0の将来モデル

第2部 戦略

 第3章 消費者に対するミッションのマーケティング
 第4章 社員に対する価値のマーケティング
 第5章 チャネル・パートナーに対する価値のマーケティング
 第6章 株主に対するビジョンのマーケティング

第3部 応用

 第7章 社会文化的変化の創出
 第8章 新興市場における起業家の創造
 第9章 環境の持続可能性に対する取り組み
 第10章 まとめ

本書が生まれた経緯
推薦の言葉----インドネシア共和国大統領 スシロ・バンバン・ユドヨノ
解説----早稲田大学商学学術院長兼商学部長 恩藏直人

索引


登録情報

  • 単行本: 288ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2010/9/7)
  • ISBN-10: 4023308390
  • ISBN-13: 978-4023308398
  • 発売日: 2010/9/7
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13 x 2.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (26件のカスタマーレビュー)
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37 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
読了後の率直な感想としては「ピンとくる内容があまり多くなかった」。ある程度マーケティングで成功を収めた大規模の企業に対する、次の施策に向けた概念的なロードマップを示したものなのかな、という印象です。

同著によると、マーケティング3.0は3つの因数に分解できます。(1)ある企業が他企業や株主、チャネルパートナー、社員、消費者と協働する「協働マーケティング」、(2)テクノロジー化とグローバル化が引き起こす世界規模の文化的な課題をビジネスモデルの中心に据える「文化マーケティング」、(3)企業の理念と事業の妥当性、将来のビジョンが消費者にどのような影響を与えるかという視点を取り入れる「スピリチュアルマーケティング」――この3つのバランスを適正に保ったマーケティング活動が、マーケティング3.0のあるべき姿なのだ理解しました。

なぜこれがピンとこなかったのか。これは「いまだにマーケティング1.0の段階でとどまっている企業が多い」というコトラーの指摘が背景にあるのでしょう。多くの企業が、いかに製品やサービスを利益に変えていくかという視点でマーケティング戦略を立てていると思います。ソーシャルメディアが登場してようやく「傾聴」「対話」といった消費者とのやりとりに焦点が定まるようになったとも思います。マーケティングは1.0から2.0に移行する過渡期であるのに、コトラーはすでにその先を見ている。ここにいち企業で働く身として現実感を持って向き合うことができなかったのです。

ちなみに「マーケティング1.0/2.0」については以下のように落とし込みました。マーケティング1.0は、良い製品を作ればマーケティングで売れるという「プロダクトアウト」、マーケティング2.0はユーザーの意見を取り入れたマーケティングを実施する「マーケットイン」の手法であると。

マーケティング3.0を実現する1つの例としては、最近報道でたまにみかける「コーズ・マーケティング」という取り組みです。これは、企業の製品やサービスを購入することで、その一部の利益が教育支援や環境保護に結び付くという考え方です。同著の言葉を借りると人間の感情や気持ち、精神を充足させることが今後の企業のマーケティング活動には大事で、そのために企業はコーズ(大義)に取り組む必要があるという見方です。

「質も価格も同じA、Bという製品がある、Aは購入額の一部がどこかの国への寄付になる、Bは特に何もない」。この状態で多数の人は製品Aを購入するというように、消費者視点に立つとコーズマーケティングの威力を理解できるのですが、それをサプライヤー側の企業視点で見ると、それをあまねく実現できる企業は少ないだろう、と感じてしまうのです。

とはいえ、グローバル化とテクノロジー化にともなって、製品はコモディティ(日用品)化し、差別要因を付加できなくなりつつある今、マーケティングの手法として、人の感情や気持ち、精神を充足させることを考えるのは、やはり正解といえるのかもしれません。そしてそれを実現するには、部門や担当者といったミクロではなく、企業全体というマクロな規模で、マーケティング活動を実現していかないといけないのでしょう。マーケティング3.0は限りなく組織論に近い内容なのだと感じました。

先進企業はマーケティング3.0のステージに足を踏み入れています。すべての企業がそこに到達する必要はないと思いますが、概念だけでも頭に入れておくといいかもしれません。今回は本著のうまみをあまり実感できなかったので、少し時間をおいてから再読してみようと思います。
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Amazon.co.jpで購入済み
マーケティング1.0=製品中心、2.0=消費者中心、そして本書で提言される3.0=価値主導となり「協同」「文化」「精神性」がキーワードとなる。

今回は「ブランド・マーケティング」の要素が強くなり、その構築のためには消費者、社員、パートナー、株主、環境、文化などすべてを上手に巻き込むことが肝要であり、そのためには「ソーシャル・ネットワーク」の手法を利用することがたいへん重要となる。(ただし、具体策は各自の創意工夫になるが・・・)

筆者のいつものことながらグローバル企業の成功例紹介がとても絶妙で、企業の業種、規模、特性を乗り越えて取り組むことができる前向きな姿勢を引き出してくれる。

特に「3i」としてブランドの「アイデンティティ」「イメージ」「インテグリティ」はたいへんわかりやすい「ブランド・マーケティング」の基本なので、時間のない方にはこの部分だけでも一読をオススメします。

なぜ翻訳の出版元が「朝日『新聞』(=SNSから最も遠い位置にいるメディア?)出版」なのかとか、どうして必ずいつも「弟子たちとの共著」なのか、といった疑問も多少残るが、難解な「学術書」でも、奇抜な「IT信仰本」でもなく、極めてオーソドックスな本なので、「SNS」についての意見、取り組みを経営陣から求められる前に読んでおくことが重要だろう。
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13 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
Amazon.co.jpで購入済み
マーケティングに関わる人は無条件に手に取る本だと思う。
顧客志向のマーケティングからのマーケティングの自然な進化のあり方について、予言的な主張が展開され、「そうならば、素晴らしい」と思わせる。しかし同時にその通りにマーケティングを進化させられる企業は非常に少ないだろうということも明らかだろう。
経営者がどこまで真剣に自社の価値を表現し、確実かつ揺るぎない約束として実行できるかという点では、マーケティングと言わずとも、3.0と言わずとも、優れた企業の条件と言えるであろう。それを、ソーシャルメディアの台頭と消費者と企業との関係の変化を踏まえて明快に言い切っている点で納得感が高い。
全てを受け入れて、経営革新を起こすにはハードルが高いかもしれないが、部分部分であっても現在の自社のマーケティングのあり方を見直すには十分な示唆に富んでいる。
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